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金利と返し方

変動金利が上がったら、毎月の返済はいくら増える? 計算の例と、知っておきたい仕組み

2026年10月27日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

住宅ローンを変動金利で考えているけれど、「もし金利が上がったら、毎月いくらになるんだろう」と不安になる。ニュースで金利の話を見るたびに気になる、という人も多いと思います。

この記事では、変動金利が上がったときに毎月の返済がどう変わるかを、計算の例でまとめます。結論を先に言うと、金利が1%上がるだけで毎月の返済はかなり変わります。借りる前に「上がった場合の数字」を見ておくことが、いちばんの備えになります。

変動金利の仕組み

変動金利は、借りたあとに金利が見直される住宅ローンです。見直しのときに金利が上がれば、返済額も増えます。反対に、金利が下がれば返済額は減ります。

いつ、どのように見直すかは、金融機関ごとに決まっています。見直しの回数、何をもとに金利を決めるか、返済額をいつ変えるかなどは、借りる金融機関の説明書きで確かめる必要があります。

ここで大事なのは、借りるときの金利がずっと続くとは限らないということです。借りるときに出してもらう毎月の返済額は、いまの金利で計算した数字です。この先の金利は誰にも分からないので、上がった場合の数字も手元に置いておくと安心です。

住宅ローンの金利には、変動金利のほかに、借りてから返し終わるまで金利が変わらないものや、一定の期間だけ金利を固定するものもあります。それぞれに特徴があり、どれがよいかは家計や考え方によってちがいます。この記事では、変動金利を選んだ場合に、金利が上がるとどうなるかに絞って説明します。

金利が上がったら、毎月いくらになる?

元利均等返済(毎月の返済額が同じ返し方)でボーナス払いなし、3,000万円を35年で借りた場合の計算の例です。

金利毎月の返済金利1%とのちがい
1%約84,700円―
2%約99,400円約14,700円増える
3%約115,500円約30,800円増える

金利が1%から2%になると、毎月の返済は約1万5千円増えます。3%になると、約3万円増えます。1年にすると、2%で約17万6千円、3%で約37万円の差です。

借入額が大きいほど、増え方も大きくなります。同じ金利1%・35年でも、4,000万円を借りると毎月の返済は約112,900円です。借入額が増えると、金利が上がったときの影響もそのぶん大きくなります。

なお、この表は借りた最初からその金利だった場合の計算です。途中で金利が上がった場合は、そのときの借入の残りと、残りの年数で返済額が決まります。実際の数字は、金融機関に出してもらうのが確実です。

返済額をすぐには変えない仕組みと、その注意点

変動金利の住宅ローンには、金利が上がっても毎月の返済額をすぐには変えない仕組みがある金融機関も多いです。たとえば、返済額の見直しを数年ごとにする、見直しのときに返済額の上がり幅に上限を設ける、といった仕組みです。くわしい決まりは金融機関ごとにちがいます。

この仕組みがあると、急に返済額が大きく増えることはおさえられます。ただし、注意したいことがあります。

こうした仕組みがあるかどうか、ある場合にどう動くかは、金融機関ごとにちがいます。「返済額が変わらないから安心」と考えず、借りる前に説明を受けて確かめておきましょう。

あわせて、毎年届く返済の予定表や残高の知らせを見るくせをつけておくと、元金の減り方の変化に気づきやすくなります。どこを見ればいいか分からないときは、金融機関の窓口で聞いてみてください。

返済額が変わらない期間は、負担が消えるのではなく、あとに回っていると考えておくと分かりやすいです。

金利が上がったときに備えて考えておくこと

金利が上がるかどうかは、誰にも分かりません。だからこそ、上がった場合でも暮らしが続けられるかを、借りる前に考えておくことが大切です。

  1. 上がった場合の返済額で家計を見る:たとえば金利が2%や3%になったときの返済額で、毎月の手取りから払えるかを確かめる
  2. 返済負担率に余裕を残す:年収に対する返済の割合が目安ぎりぎりだと、金利が上がったときに余裕がなくなる
  3. 手元のお金を残しておく:頭金に全部入れず、もしものときのお金を残しておく考え方もある
  4. 見直しの通知の時期を知っておく:金融機関から金利や返済額の見直しの知らせがいつ来るかを確かめておく

年収に対する返済の割合の考え方は、返済負担率の記事にまとめています。また、金融機関が貸してくれる上限と、無理なく返せる額のちがいは借りられる額と返せる額の記事をどうぞ。

金融機関に確かめたいこと

変動金利の細かい決まりは、金融機関ごとにちがいます。借りる前に、次のことを聞いておきましょう。

どの金利の種類にするかは、家計や考え方で変わります。金融機関の説明を聞いて、数字を見くらべたうえで、自分たちで決めてください。資金計画書の数字がどんな前提で出ているかは、資金計画書の見方の記事で確かめられます。

借りる前に確かめたいこと

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よくある質問

Q. 変動金利と固定金利は、どちらを選べばいいですか?

どちらがよいかは、家計の余裕や考え方によってちがうので、このサイトではおすすめはしていません。それぞれの仕組みと、金利が上がったときの返済額を金融機関に出してもらい、自分たちで比べて決めるのがおすすめです。

Q. 変動金利が上がっても、しばらくは返済額が変わらないから安心ですか?

返済額が変わらない間も、金利が上がれば利息は増えています。毎月の返済のうち元金にまわる分が減るので、借入の残りが思ったより減らないことがあります。払いきれなかった利息が残る場合もあるので、仕組みを金融機関で確かめてください。

Q. 金利が上がったときの返済額は、どこで計算してもらえますか?

借りる予定の金融機関に頼むと、金利が上がった場合の返済額を出してもらえることが多いです。住宅会社の担当者に、資金計画書で金利を変えた場合の数字を出してもらう方法もあります。

まとめ

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「住宅ローン、いくらまで?」は、マドリセカンドの中の人が作った無料・登録不要の計算です。年収・年齢・貯金・返済年数・金利を入れると、無理なく返せる借入額、がんばれば・銀行の上限の目安、家にかけられる総額の目安、いまの家賃との差を出します。

入れた数字は保存しません。計算は目安です。実際に借りられる額や金利は、金融機関の審査で決まります。

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