広さと寸法
帖・坪・㎡の換算 6帖は何㎡? 30坪は何帖? 早見表と計算のしかた
2026年10月29日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
間取り図には「LDK 18帖」、住宅会社の説明には「延床 32坪」、登記や法律の書類には「105.98㎡」。同じ広さなのに単位がばらばらで、頭の中で換算するのが大変。そんな人に向けた記事です。
結論を先に言うと、1帖=約1.62㎡、1坪=約3.31㎡(約2帖)と覚えておけば、だいたいの換算はできます。この記事では、早見表と計算のしかた、それぞれの単位の決まり方と、気をつけたいところをまとめます。
帖・坪・㎡の関係
- ㎡(平方メートル):1m×1m の広さ。法律や登記、建築確認の書類で使う
- 帖(畳):畳1枚分の広さ。不動産の広告の決まりで、1.62㎡以上を1帖と数える。部屋の広さを言うときによく使う
- 坪:1辺が約1.82m(6尺)の正方形の広さで、約3.31㎡。家全体や土地の広さを言うときによく使う
1坪は畳2枚分くらい、と覚えておくと便利です。正確には 1坪=3.31㎡÷1.62㎡=約2.04帖ですが、話の中ではほぼ「2帖」として扱われます。
帖から㎡・坪の早見表
| 帖 | ㎡(×1.62) | 坪 | よくある部屋 |
|---|---|---|---|
| 1帖 | 約1.62㎡ | 約0.49坪 | トイレ |
| 2帖 | 約3.24㎡ | 約0.98坪 | 洗面所・お風呂 |
| 3帖 | 約4.86㎡ | 約1.47坪 | ウォークインクローゼット・書斎 |
| 4.5帖 | 約7.29㎡ | 約2.21坪 | 子ども部屋・和室 |
| 6帖 | 約9.72㎡ | 約2.94坪 | 子ども部屋・寝室 |
| 8帖 | 約12.96㎡ | 約3.92坪 | 主寝室 |
| 10帖 | 約16.2㎡ | 約4.90坪 | 広めの主寝室・LD |
| 12帖 | 約19.44㎡ | 約5.88坪 | LD |
| 16帖 | 約25.92㎡ | 約7.84坪 | LDK |
| 20帖 | 約32.4㎡ | 約9.80坪 | 広めのLDK |
坪から㎡・帖の早見表
| 坪 | ㎡(×3.31) | 帖(÷1.62) |
|---|---|---|
| 1坪 | 約3.31㎡ | 約2.0帖 |
| 25坪 | 約82.6㎡ | 約51帖 |
| 30坪 | 約99.2㎡ | 約61帖 |
| 35坪 | 約115.7㎡ | 約71帖 |
| 40坪 | 約132.2㎡ | 約82帖 |
30坪の家の間取りの考え方は、30坪の間取りの記事でくわしく紹介しています。
計算のしかた
- 帖 → ㎡:帖数 × 1.62
- ㎡ → 帖:㎡ ÷ 1.62
- 坪 → ㎡:坪数 × 3.31(正確には 3.3058)
- ㎡ → 坪:㎡ × 0.3025(または ÷ 3.31)
- 坪 → 帖:坪数 × 2(ざっくり)
スマホの電卓でも計算できますが、「1.62」「3.31」「0.3025」の3つの数字だけメモしておくと、間取り図・資料・広告のどれを見ても換算できます。小数点以下は、話の中では四捨五入して1けたくらいで十分です。
たとえば、延床面積 105㎡ の家は、105×0.3025=約31.8坪です。LDK 18帖は、18×1.62=約29.2㎡ です。
電卓がないときは、「㎡を3で割ると、だいたいの坪」「坪を2倍すると、だいたいの帖」と覚えておくと、打ち合わせ中でもすぐに見当がつきます(坪は1割ほど多め、帖は少しだけ少なめに出ます)。
畳の大きさは地域でちがう
「帖」はもともと畳1枚の広さですが、畳の大きさは地域や建物によってちがいます。よく知られているのは次の大きさです(どれも目安です)。
| 呼び方 | 畳1枚の大きさ | 1枚の広さ |
|---|---|---|
| 京間(本間) | 約95.5×191cm | 約1.82㎡ |
| 中京間 | 約91×182cm | 約1.66㎡ |
| 江戸間 | 約88×176cm | 約1.55㎡ |
| 団地間 | 約85×170cm | 約1.45㎡ |
そのため、「6畳の和室」でも、京間と団地間では広さが1割以上ちがいます。間取り図の帖数は、多くの場合、畳の大きさではなく「㎡÷1.62」で計算した数字です。和室に畳を敷く場合の大きさは、住宅会社に確かめましょう。
910の方眼のマスで数えると
在来の木造住宅でよく使う 910mm の方眼では、1マス(910×910)が約0.83㎡で、ほぼ半帖です。マスの数で広さを数えると、次のようになります。
- 2マス(1×2):約1.66㎡=約1帖(トイレくらい)
- 4マス(2×2):約3.31㎡=1坪=約2帖(お風呂くらい)
- 12マス(3×4):約9.94㎡=約6.1帖
- 16マス(4×4):約13.25㎡=約8.2帖
1,000mm の方眼(メーターモジュール)では、同じマスの数で約2割広くなります。くわしくは910と1000のモジュールの違いを見てください。
芯々と内法で、同じ部屋でも広さがちがう
部屋の広さの測り方には、壁の真ん中どうしで測る「芯々」と、壁の内側どうしで測る「内法」があります。注文住宅の図面の帖数は、芯々で計算されていることが多いです。
たとえば 910 の方眼で 3×4マスの部屋は、芯々では 2.73×3.64m=約9.94㎡(約6.1帖)です。壁の厚みを引いた内法では、およそ 2.6×3.51m=約9.1㎡(約5.6帖)になります。家具の置き方を考えるときは、内法の寸法で考えると安心です。
マンションの広告でも、壁の真ん中で測った広さ(壁芯)と、登記の書類の広さ(内法)がちがうことがよく知られています。同じ部屋でも、どちらの測り方かで数字が変わることを覚えておきましょう。
場面ごとの単位の使い分け
同じ広さでも、場面によって使う単位がちがいます。どこでどの単位が出てくるかを知っておくと、資料を読みくらべやすくなります。
- 部屋の広さ:帖で言うことが多い(間取り図・広告)
- 家全体の広さ:坪で言うことが多い(住宅会社の説明)。書類では㎡
- 土地の広さ:坪と㎡の両方(広告では㎡に坪を添えることが多い)
- 法律・登記・建築確認:㎡
打ち合わせのメモでは、坪や帖だけでなく㎡も一緒に書いておくと、あとで書類とくらべるときに迷いません。延床面積など面積の言葉のちがいは、延床面積・建築面積・施工面積の違いにまとめています。
帖数だけで広さを決めないために
同じ帖数でも、部屋の形で使いやすさは変わります。910 の方眼で 12マス(約6帖)の部屋を2通り作ってみると、次のようになります。
| 形 | 芯々の寸法 | 広さ | 使い方の例 |
|---|---|---|---|
| 3×4マス | 2.73×3.64m | 約6.1帖 | ベッドと机が置きやすい |
| 2×6マス | 1.82×5.46m | 約6.1帖 | 細長く、家具の置き方が限られる |
帖数は同じでも、細長い部屋は通り道で場所をとられ、家具を置ける場所が少なくなります。窓・ドア・収納の位置でも、家具を置ける壁の長さが変わります。帖数を見たら、形と、家具を置く壁があるかも一緒に確かめましょう。
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- 方眼(910・900・1000)に部屋のブロックを置くと、部屋ごとの帖数が出ます
- 家全体の延床面積・建築面積は、㎡と坪で自動で出ます
- 部屋を選ぶと、内法(壁の内側)の寸法も見られます。芯々の帖数とのちがいを確かめられます
- 部屋のふちをつかんで広げると、帖数と延床面積がその場で変わります
間取りを決める前に確かめたいこと
- 図面の帖数が芯々か内法か、住宅会社に確かめた?
- 延床面積を㎡と坪の両方で書き出した?
- 和室の畳の大きさ(京間・江戸間など)を確かめた?
- 家族の中で、「〇帖」の話をするときの基準をそろえた?
- 家具の配置は、内法の寸法で考えた?
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Q. 1帖は何㎡ですか?
不動産の広告の決まりでは、1.62㎡以上を1帖と数えます。そのため、間取り図の帖数は「㎡÷1.62」で計算されていることが多いです。ただ、実際の畳の大きさは地域によってちがい、1.45〜1.82㎡くらいの幅があります。
Q. 坪と帖は、どちらが大きいですか?
1坪は約3.31㎡で、約2帖です。家全体の広さは坪、部屋の広さは帖で言うことが多いです。たとえば30坪の家は約99㎡で、帖にすると約61帖になります。
Q. 同じ6帖なのに、部屋の広さがちがって見えるのはなぜですか?
帖数を壁の真ん中どうし(芯々)で計算しているか、壁の内側どうし(内法)で計算しているかで、広さが変わるからです。部屋の形(正方形に近いか細長いか)や、窓・ドア・収納の位置でも、広さの感じ方は変わります。
まとめ
- 1帖=約1.62㎡、1坪=約3.31㎡=約2帖
- ㎡→坪は ×0.3025、坪→㎡は ×3.31、帖→㎡は ×1.62
- 畳の大きさは地域でちがうが、図面の帖数は「㎡÷1.62」が多い
- 910 の方眼の1マスは、ほぼ半帖
- 芯々と内法で広さがちがうので、家具は内法で考える
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