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戸数が少ないマンションは買って大丈夫? 小規模ならではの良いところと注意点

2026年10月27日 ・ 中古マンション相場チェック(マドリセカンド運営事務局)

中古マンションを探していると、10戸、20戸といった小さなマンションに出会うことがあります。エントランスも静かで、ゆったりした雰囲気。大きなマンションにはない落ち着きがあります。

ただ、戸数が少ないマンションは、建物を少ない人数で支えているということでもあります。この記事では、小規模マンションの良いところと、買う前に確かめたい注意点をまとめます。

小規模マンションの良いところ

こうした良さがある一方で、お金と管理の面では、大きなマンションとはちがう点が出てきます。

1戸あたりの負担が大きくなりやすい

マンションの維持にかかるお金は、戸数で割って負担します。エレベーター1台の点検や取りかえ、外壁や屋上の工事などは、戸数が少なくても、それなりの費用がかかります。そのため、戸数が少ないほど、1戸あたりの負担は大きくなりやすいのです。

たとえば、大規模修繕に1億円かかるとします。

戸数1戸あたりの負担(単純に割った場合)
100戸100万円
50戸200万円
20戸500万円

実際には建物の大きさで工事費も変わるので、こんなに単純ではありません。ただ、エレベーターや受水槽など「戸数にかかわらず必要なもの」があるぶん、小さなマンションほど割高になりやすい、という傾向は覚えておくと役に立ちます。

管理費・修繕積立金を見るときは、1㎡あたりの金額にしてくらべます。国土交通省のガイドラインでは、修繕積立金の目安は20階未満・延べ床面積5,000㎡未満のマンションで月235〜430円/㎡(平均335円)とされています。目安より大幅に安い場合は、将来の値上げや一時金を考えておく必要があります。相場の見方は管理費・修繕積立金の相場にまとめています。

ひとりの滞納や空き部屋の影響が大きい

戸数が少ないと、1戸の事情がマンション全体に大きく響きます。

こうした様子は、重要事項調査報告書(管理会社がつくる、管理の状況をまとめた書類)や総会の議事録で確かめられます。見方はマンションの管理状況の確かめ方を見てください。

小規模マンションでは、マンション全体の滞納と、修繕積立金の残高をとくによく見ておきます。

管理の担い手と、理事の役

多くのマンションでは、管理組合の理事を持ち主が順番に受け持ちます。戸数が少ないと、理事の役が早く回ってきます。マンションによっては、ほぼ毎年なにかの役が回ってくることもあります。

また、小さなマンションは管理会社にとって仕事の量のわりに手間がかかるため、管理の内容がしぼられていたり、管理会社に任せず住んでいる人たちで管理する「自主管理」になっていたりすることもあります。

買う前に、次のようなことを不動産会社を通して聞いておくと安心です。

  1. 管理会社に任せているか、自主管理か。任せているなら、どこまでか
  2. 理事の役はどれくらいの間隔で回ってくるか。どんな仕事があるか
  3. 管理員さんはいるか。いないなら、清掃やゴミ置き場の管理はどうしているか
  4. 帳簿や修繕の記録はきちんと残っているか

理事の仕事を「面倒」と感じるか、「マンションのことがよく分かって安心」と感じるかは人それぞれです。自分の暮らし方に合うかを考えてみてください。

相場がつかみにくく、売るときも比べられにくい

小規模マンションは、部屋の数が少ないので、同じマンションの中での取引がめったにありません。そのため、「このマンションはいくらくらいで売れるのか」が分かりにくくなります。

こういうときは、同じマンションにこだわらず、同じ駅で、築年や広さが近いほかのマンションの取引とくらべます。1㎡あたりの価格にそろえれば、マンションがちがっても目安がつかめます。

売るときも同じで、買う人がくらべる材料が少ないぶん、値段の説明がしにくいことがあります。立地や管理がよければ十分に売れる物件も多いので、「小さいから売れない」と決めつける必要はありません。ただ、長く住むつもりか、数年で住みかえるつもりかで、選び方を少し変えてもいいかもしれません。

手早く知りたいときは

中古マンション相場チェックでは、物件ページのスクショを貼るだけで、同じ駅で実際に売れた中古マンションの取引を集め、築年や時期の差を直してくらべた「割安め・相場なみ・やや割高・割高」の判定が出ます。同じマンションの取引が少なくても、まわりのマンションとくらべた目安がつかめます。管理費・修繕積立金が国のガイドラインの目安より高いか低いかもあわせて表示します。判定は国の取引データからの目安で、査定ではありません。

気になる物件、スクショ1枚で相場とくらべられます。同じ駅で実際に売れた価格から「割高・割安」を判定。無料・登録不要。

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よくある質問

Q. 小規模マンションは、管理費や修繕積立金が高くなりますか?

高くなりやすい傾向があります。エレベーターや外壁など、建物の維持にかかるお金を少ない戸数で分けるためです。ただ、建物のつくりや設備でも変わるので、1㎡あたりの金額にして、国のガイドラインの目安や近くの物件とくらべてみるのがおすすめです。

Q. 戸数が少ないと、理事の役は早く回ってきますか?

多くのマンションでは理事を順番に受け持つので、戸数が少ないほど早く回ってきやすくなります。どれくらいの間隔で回ってくるのか、どんな仕事があるのかは、不動産会社を通して聞いておくと安心です。

Q. 小規模マンションは売りにくいですか?

同じマンションの中で取引が少ないため、相場がつかみにくく、買う人も比べにくいことがあります。ただ、立地や管理がよければ売れる物件も多いので、駅や築年の近いほかのマンションの取引とくらべて、値段の目安をつかんでおくと安心です。

まとめ

その物件、相場とくらべて割高?割安?

中古マンション相場チェックは、物件ページのスクショを貼るだけで、同じ駅で実際に売れた中古マンションの価格とくらべて「割安め・相場なみ・やや割高・割高」を出す、無料・登録不要のサービスです。管理費・修繕積立金・耐震・ハザード、毎月の支払いの目安もあわせて見られます。

くらべる相手は、国土交通省の不動産情報ライブラリにある実際の取引です。スクショは読み取りにだけ使い、保存しません。

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