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お金とローン

年収からマンションの予算を出す。返済負担率の考え方と早見表

2026年10月28日 ・ 中古マンション相場チェック(マドリセカンド運営事務局)

中古マンションを探しはじめると、まず気になるのが「自分の年収なら、いくらまでなら大丈夫?」ということ。銀行のサイトで計算してみたら、思ったより大きな額が出てきて驚いた人もいるかもしれません。

その額は、たいてい「銀行が貸せる上限」です。毎月むりなく払っていける額とは、少しちがいます。この記事では、年収に対する返済の割合(返済負担率)で、無理のない予算の目安を出す方法をまとめます。

返済負担率は「年収のうち、何割を返済にあてるか」

返済負担率は、額面の年収に対する、1年間のローン返済の割合です。年収500万円で、年間の返済が100万円なら、返済負担率は20%です。

無理のない目安は、額面の年収で20〜25%ほどと言われます。額面は、税金や社会保険料を引く前の年収のこと。手取りはそれより少ないので、手取りに対する割合で見ると、もっと高くなります。

たとえば年収500万円で返済負担率25%なら、年間の返済は125万円。月にすると約10.4万円です。

年収別の早見表。いくらまで借りられる?

返済負担率20%と25%で、金利1%・35年・元利均等返済(毎月の返済額が同じになる返し方)の場合に借りられる額の目安を計算しました。金利はずっと変わらないものとしています。

額面の年収20%のとき(月の返済/借りる額)25%のとき(月の返済/借りる額)
400万円約6.7万円/約2,360万円約8.3万円/約2,950万円
500万円約8.3万円/約2,950万円約10.4万円/約3,690万円
600万円約10万円/約3,540万円約12.5万円/約4,430万円
700万円約11.7万円/約4,130万円約14.6万円/約5,170万円
800万円約13.3万円/約4,720万円約16.7万円/約5,900万円

物件の予算は、この「借りる額」に頭金を足したものです。ただし、中古マンションでは諸費用(物件価格の7〜9%ほど)が別にかかるので、頭金を全部物件にあてられるわけではありません。頭金の考え方は中古マンションの頭金はいくら必要?にまとめています。

金利が1%ちがうと、借りられる額はかなり変わる

早見表は金利1%で計算していますが、金利が2%になると、同じ返済額でも借りられる額は小さくなります。年収500万円・返済負担率25%(月約10.4万円)の場合で見てみます。

金利(35年)借りられる額の目安
1%約3,690万円
2%約3,150万円

逆から見ると、3,000万円を借りたときの月々の返済は、金利1%なら約8.5万円、2%なら約9.9万円です。変動金利は、借りたあとに上がることがあります。いまの金利でぎりぎりの額を借りると、金利が上がったときに返済負担率が一気に上がってしまいます。

銀行で「通る額」と「払える額」はちがう

銀行の審査では、返済負担率30〜35%まで通ることもあります。年収500万円で35%なら、年間175万円、月約14.6万円の返済です。金利1%・35年なら、5,000万円以上借りられる計算になります。

審査に通る額は「この人なら貸しても返ってきそう」という銀行側の上限です。子どもの教育費や老後の貯金、車や旅行も含めて暮らしていける額は、自分の家計からしか分かりません。

また、審査では車のローンなど、ほかの借り入れの返済もあわせて計算されます。ほかに借り入れがある人は、その分だけ住宅ローンに回せる額が小さくなります。

マンションは、ローンのほかに毎月かかるお金がある

返済負担率はローンの返済だけで計算しますが、マンションでは毎月これも払います。

たとえばローンの返済が月10万円でも、管理費と修繕積立金で月3万円かかるなら、住まいにかかるお金は月13万円です。ローンの返済だけでなく、これらを足した額で家計を見ると、実際の暮らしに近くなります。管理費・修繕積立金の見方は中古マンションの管理費・修繕積立金の相場と見方で紹介しています。

自分の予算を決める3つのステップ

  1. いまの家計から、住まいに使える月額を出す:いまの家賃や、毎月の貯金の額をもとに考えます
  2. そこから管理費・修繕積立金などを引いて、ローンの返済額を決める:その返済額が年収の20〜25%におさまるかを確かめます
  3. 返済額から借りる額を出し、頭金を足して物件の予算にする:金利が上がったときの返済も一度計算しておきます

住宅ローンの細かい条件や審査の基準は、銀行によってちがいます。くわしくは銀行に確かめてください。

手早く知りたいときは

気になる物件ごとに、返済と管理費を足して年収と見くらべるのは、けっこう手間がかかります。

中古マンション相場チェックでは、物件ページのスクショを貼ると、相場とくらべた判定といっしょに、ローン・管理費・修繕積立金・固定資産税をあわせた毎月の支払いの目安と、年収に対する返済の割合をシミュレーションできます。いまの家賃とのちがいも見られます。

気になる物件、スクショ1枚で相場とくらべられます。同じ駅で実際に売れた価格から「割高・割安」を判定。無料・登録不要。

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よくある質問

Q. 年収500万円だと、いくらのマンションが買えますか?

返済を年収の20〜25%におさえるなら、金利1%・35年で借りられる額の目安は約2,950万〜3,690万円です。これに頭金を足した額が物件の予算になります。管理費・修繕積立金もかかるので、その分も含めて考えてください。

Q. 返済負担率は、手取りと額面のどちらで計算しますか?

銀行の審査では、ふつう額面(税金などを引く前)の年収で計算します。この記事の20〜25%という目安も額面の年収に対してです。手取りで考えると割合はもっと高くなるので、家計を見るときは手取りでも確かめてみてください。

Q. 銀行の審査に通った額まで借りても大丈夫ですか?

審査では返済負担率30〜35%まで通ることもありますが、それは「貸せる上限」の目安です。子どもの教育費や老後の貯金を考えると、通った額より少なめに借りるほうが安心です。

まとめ

その物件、相場とくらべて割高?割安?

中古マンション相場チェックは、物件ページのスクショを貼るだけで、同じ駅で実際に売れた中古マンションの価格とくらべて「割安め・相場なみ・やや割高・割高」を出す、無料・登録不要のサービスです。管理費・修繕積立金・耐震・ハザード、毎月の支払いの目安もあわせて見られます。

くらべる相手は、国土交通省の不動産情報ライブラリにある実際の取引です。スクショは読み取りにだけ使い、保存しません。

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