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家相・風水の基本

四隅線・正中線とは 家相で「線にかかる」と言われたら

2026年10月25日(2026年11月1日 更新) ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

家相を調べていたら、「正中線」「四隅線」という言葉が出てきた。トイレが線にかかっていると気にする人もいるらしい。でも、そもそもどんな線なのか分からない。そんな人に向けた記事です。

この記事では、正中線と四隅線の意味と、図面での引き方をまとめます。どちらも家の中心を通る線で、ここに水回り・玄関・階段がかかるのを気にする流派があります。ただし、気にしない考え方もあり、線の幅のとり方も流派でちがいます。

正中線・四隅線とは

家相では、家の中心を通る2種類の線を気にする流派があります。

線の名前どんな線か
正中線家の中心を、南北にまっすぐ通る線
四隅線(鬼門線とも)家の中心を通り、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)を結ぶ線

正中線は、北と南を結ぶ線です。四隅線は、家相でいちばん気にされることが多い鬼門と裏鬼門を結ぶ線です。鬼門のことは鬼門とは?の記事にまとめています。

図面での引き方

線を引くには、家の中心と北の向きが分かっている必要があります。

  1. 図面に家の中心の印をつける
  2. 方位記号を見て、中心から北と南に向かって線を引く(これが正中線)
  3. 中心から北東と南西に向かって線を引く(これが四隅線)。北から右回りに45度の向きが目安
  4. それぞれの線が、どの部屋を通っているかを書き込む

家の中心の出し方は流派によってちがい、凸凹のある家や2階建てでは迷いやすいところです。出し方は家の中心の出し方の記事にまとめています。中心が少しずれると、線が通る部屋も変わることがあるので、中心はていねいに出しておきましょう。

角度の目安

線北から右回りの角度の目安通る方位
正中線0度と180度北と南
四隅線(鬼門線)45度と225度北東(鬼門)と南西(裏鬼門)

図面の上が北とはかぎらないので、まず方位記号で北の向きを確かめてから角度をとります。磁石の北(磁北)と地図の北(真北)は少しずれていて、家相でどちらを使うかも流派でちがいます。北の出し方は間取りの方角の調べ方の記事にまとめています。

南東と北西を結ぶ線は?

流派によっては、南東と北西を結ぶ線もあわせて「四隅線」と呼ぶことがあります。この場合、家の中心から斜めに2本の線を引くことになります。ただ、間取りの話でとくに気にされるのは、鬼門と裏鬼門を結ぶ線のほうです。どちらの意味で言われているのか、相手に確かめておくと安心です。

線の幅のとり方

線を細い1本の線として見るか、左右に幅をもたせて見るかも、流派によってちがいます。幅をもたせる場合も、どれくらいの幅にするかは考え方によってさまざまです。線の近くにある部屋は、「かかっていると見る人もいる」くらいに受け止めておくとよいでしょう。

「線にかかる」と「方位の範囲に入る」のちがい

家相の話では、「鬼門にトイレがある」と「四隅線にトイレがかかる」が、同じように聞こえることがあります。でも、見ているものは少しちがいます。

方位の範囲線
見るもの家の中心から見て、部屋がどの方位にあるか家の中心を通る線の上に、部屋がのっているか
広さ北東なら、よく使う割り方で60度の扇形1本の線(流派によって左右に少し幅をもたせる)
かかりやすい場所家の外まわりに近い部屋も入る家の真ん中あたりの部屋

たとえば、北東の角にあるトイレは、鬼門の範囲には入っていても、四隅線からは外れていることがあります。反対に、家の真ん中の階段は、どの方位とも言いにくくても、線にはかかっていることがあります。両方を分けて見ておくと、家族に説明しやすくなります。

線にかかるのを気にされやすいもの

正中線・四隅線に次のものがかかるのを、気にする流派があります。

どれも、家の中で人や水の出入りが多い場所です。家の中心を通る大事な線の上に、こうした場所が来ることを気にする考え方と言われます。

一方で、線そのものは見ない流派もあります。同じ間取りでも、見る人によって言うことがちがうのは、こうしたちがいがあるからです。

線にかかっていても、それは「気にする流派もある」ということ。それだけで間取りのよしあしが決まるわけではありません。

線にかかりやすい間取りの例

正中線と四隅線は、どちらも家の中心を通ります。そのため、家の真ん中あたりに置かれやすい場所ほど、線にかかりやすくなります。たとえば、次のような間取りです。

家事の動線を短くしたり、廊下を減らしたりすると、水回りや階段は家の真ん中に集まりやすくなります。線にかかるのは、こうした住みやすさを考えた結果であることも多いです。線にかかっているかどうかだけでなく、その配置で得られている使いやすさも、あわせて見ておくとよいでしょう。家の中心にトイレや階段がある場合の考え方は、家の中心のトイレ・階段の記事にまとめています。

中心がずれると、線も動く

線は家の中心から引くので、中心が少し動くと、線が通る部屋も変わります。次のようなときは、とくに中心が迷いやすいところです。

どこまでを家の形に入れるかは、流派によってちがいます。線の近くに水回りや階段があるときは、「中心をどう出したか」をメモしておくと、あとで家族や担当者と話すときに迷いません。

間取り図をアップして部屋の方位を出す風水・家相チェックでは、家の中心から引いた正中線と鬼門線の近く(左右7.5度ほど)にかかる水回り・玄関・階段を、「気にする流派もある」として知らせています。

いまの家での考え方

家の中心に近いところを通る線は、家の真ん中あたりを横切ります。家の真ん中にある部屋は、外の壁から遠く、窓がとりにくいことがあります。昔の家では、真ん中にある水回りは暗く、湿気がこもりやすかったとも考えられます。

いまの家は、換気扇や照明で、窓がない場所でも明るさや空気の入れかえを保ちやすくなっています。線にかかる場所でも、明るく・清潔に保てていれば、暮らしの上では困らないことも多いでしょう。気にするかどうかは、こうしたことも含めて家族で考えてみてください。

気になるときの工夫

線にかかる部屋が気になるときは、2つの方向で考えられます。

間取りを変えずにできる工夫

設計の段階でできる工夫

位置を少しずらすだけで線から外れることもありますが、そのぶん家事の動線や部屋の広さが変わることもあります。どちらを選ぶか、気にするかどうかは、家族で決めることです。

間取りを決める前に確かめたいこと

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よくある質問

Q. 正中線や四隅線は、どれくらいの幅で見ますか?

線の幅をどれくらいとるかは、流派によってちがいます。細い線として見る考え方もあれば、左右に少し幅をもたせて見る考え方もあります。気になるときは、家相を見てもらう人の考え方に合わせるとよいでしょう。

Q. 線にかかっていると言われたら、間取りを変えたほうがいいですか?

変えるかどうかは、家族で決めることです。気にする流派がある、というくらいに受け止める人もいます。気になるなら、明るく清潔に保つなど間取りを変えずにできる工夫と、設計の段階で位置を少しずらす工夫の両方があります。

Q. 2階の部屋も、線にかかっているか見ますか?

多くの場合、1階で出した家の中心から引いた線で、2階の部屋も見ます。ただ、階ごとに中心を出して見る流派もあります。どちらで見るかは、流派や考え方によってちがいます。

Q. 四隅線と鬼門線は、同じものですか?

北東(鬼門)と南西(裏鬼門)を結ぶ線を、四隅線とも鬼門線とも呼ぶことが多いです。ただ、流派によっては、南東と北西を結ぶ線もあわせて四隅線と呼ぶことがあります。話している相手がどちらの意味で使っているか、確かめておくと話がかみ合いやすくなります。

Q. 線は、磁石の北と地図の北のどちらで引きますか?

家相で磁石の北(磁北)と地図の北(真北)のどちらを使うかは、流派によってちがいます。日本では、このふたつは地域によって数度ずれています。線の近くに部屋があるときは、どちらで引くかで、かかる・かからないが変わることもあります。

まとめ

間取り図をアップするだけで、部屋の方角と家相をチェックします

間取りの風水・家相チェックは、マドリセカンドの中の人が作った無料・登録不要のチェックです。間取り図をアップして図面の上の方角を選ぶと、家の中心から見て玄関・トイレ・キッチンなどがどの方位にあるかを出し、家相・風水で「よいと言われる」配置と「気にする人もいる」配置、間取りを変えずにできる工夫を返します。

図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。

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