家相・風水の基本
家の中心の出し方 L字・凸凹のある家や2階建ては、どこを中心にする?
2026年10月25日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
方位の線を引こうとして、手が止まった。うちの家はL字の形で、どこが「家の中心」なのか分からない。2階建てだけど、1階と2階で形もちがう。そんな人に向けた記事です。
この記事では、凸凹のある家や2階建ての「家の中心」の出し方をまとめます。家の中心の出し方は流派によってちがいますが、家の形の真ん中(重心)を使うことが多く、2階建ては1階の形で出すことが多いです。図面でできる出し方を、順番に紹介します。
なぜ家の中心が大事なのか
家相・風水では、家の中心から見て、部屋がどの方位にあるかを見ます。中心がずれると、そこから引く方位の線もずれます。そのため、中心は「方位を見るときの基準点」と言えます。
四角い家なら、対角線が交わるところが中心なので、迷うことはあまりありません。迷いやすいのは、次のような家です。
- L字・コの字など、形に凸凹がある家
- 1階と2階で、形や広さがちがう家
- ガレージ・ポーチ・バルコニーがつながっている家
方角を調べる全体の手順は、間取りの方角の調べ方の記事にまとめています。ここでは、中心の出し方だけをくわしく見ていきます。
重心で出すとは
家相でよく使われるのは、家の形の重心を中心とする方法です。重心は、その形を1本の指で支えたときに、つり合う点のことです。
四角い家の重心は、対角線が交わるところです。凸凹のある家では、重心は形の「見た目の真ん中」とは少しずれることがあります。広い部分のほうに寄るからです。
重心は、家の形のうち広いほうに寄ると覚えておくと、出した中心が合っているか確かめやすくなります。
凸凹のある家の出し方
凸凹のある家の重心は、図面の上で次の2つの方法で出せます。
方法1 四角に分けて計算する
- 家の形を、いくつかの四角に分ける(L字なら2つ)
- それぞれの四角の中心(対角線が交わる点)と、広さを出す
- 2つの中心を線で結ぶ
- その線の上で、広さの割合に合わせて、広いほうに近い点をとる
たとえば、広さが2対1の四角なら、2つの中心を結ぶ線を3つに分け、広いほうの中心から3分の1のところが、家全体の重心になります。
方法2 厚紙で支えてみる
- 図面のコピーを厚紙にはり、家の外形どおりに切り抜く
- 切り抜いた紙を、指やペン先の上にのせる
- 水平につり合う点に、印をつける
計算が苦手でも、この方法なら目で見て確かめられます。方法1で出した点とくらべると、まちがいにも気づきやすくなります。
2階建ての家の出し方
2階建ての家は、1階の形で中心を出すことが多いです。2階の部屋も、その中心から見た方位で考えます。
ただ、次のような考え方をする流派もあります。
- 階ごとに中心を出し、その階の部屋はその階の中心から見る
- 1階と2階を重ねた形で中心を出す
1階と2階の形がほとんど同じなら、どの方法でも結果は大きく変わりません。2階が1階より小さい家や、2階が片側に寄っている家は、方法によって結果が変わることがあります。気になるときは、1階の中心と2階の中心の両方で見てみるとよいでしょう。
ガレージ・バルコニーは含める?
家の形に何を含めるかも、流派によってちがいます。よく迷うのは、次のようなところです。
| 場所 | 迷いやすい理由 |
|---|---|
| ビルトインガレージ | 建物の中にあるが、部屋として使わない |
| 玄関ポーチ | 屋根はあるが、壁で囲まれていないことが多い |
| バルコニー・ベランダ | 2階にあり、1階の形とは重ならないことがある |
| ウッドデッキ・テラス | 建物とつながっているが、外にある |
どれも、含める考え方と含めない考え方があります。何を含めるかで家の形が変わると、出っぱり(張り)やへこみ(欠け)の見え方も変わります。張り・欠けの考え方は、張り・欠けの記事にまとめています。
出し方に迷ったときの考え方
出し方がいくつもあると、どれが正しいのか迷ってしまいます。そんなときは、次のように考える人もいます。
- いくつかの出し方で中心を出し、結果が変わらない部屋は気にしない
- 結果が変わる部屋(境目の近くの部屋)だけを、家族で話し合う
- 家相をくわしく見てもらうなら、その人の出し方に合わせる
どの出し方を使うか、どこまで気にするかは、家族で決めることです。中心が決まったら、そこから引く線のうち、家の中心を南北に通る線(正中線)も気にする流派があります。
間取りを決める前に確かめたいこと
- 家の外形を、いちばん新しい1階の図面でなぞった?
- ガレージやポーチを形に含めるか決めた?
- 凸凹のある家なら、重心を出して印をつけた?
- 2階が1階と形がちがうなら、2階の中心でも見てみた?
- 出し方によって方位が変わる部屋がどれか、確かめた?
- 家族で、どの出し方を使うか話した?
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Q. ガレージやバルコニーは、家の形に含めますか?
含めるかどうかは、流派によってちがいます。屋根と壁で囲まれた部分だけを家とする考え方もあれば、つながっている建物は含める考え方もあります。気になるときは、含めた場合と含めない場合の両方で中心を出してみると、ちがいが分かります。
Q. 2階建てで、1階と2階の形がちがいます。中心はどちらで出しますか?
1階の形で出すことが多いです。2階の部屋も、1階で出した中心から方位を見るのが一般的です。ただ、階ごとに中心を出して見る流派もあります。
Q. 中心が少しずれると、結果は変わりますか?
多くの部屋は、中心が少しずれても方位は変わりません。変わるのは、方位の境目の近くにある部屋です。中心の出し方に迷ったら、いくつかの出し方で見て、結果が変わる部屋だけを気にする方法もあります。
まとめ
- 家の中心は、方位を見るときの基準点。出し方は流派によってちがう
- よく使われるのは家の形の重心で、広いほうに寄る
- 凸凹のある家は、四角に分けて計算するか、厚紙で支えて出せる
- 2階建ては1階の形で出すことが多いが、階ごとに見る流派もある
- 迷ったら、いくつかの出し方で見て、結果が変わる部屋だけ話し合う
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図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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