家づくりとの付き合い方
家相の「張り」「欠け」とは 家の形の出っぱり・へこみの見方と、気になるときの工夫
2026年11月3日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
家相を調べていたら、「張り」「欠け」という言葉が出てきた。うちの間取りは少し凸凹しているけれど、これは欠けになるの? そんなふうに気になった人に向けた記事です。
この記事では、家相の張り・欠けとは何か、どう見るかをまとめます。結論を先に言うと、張り・欠けは家の形の出っぱり・へこみを見る考え方で、どこから張り・欠けとするかは流派によってちがいます。気になるときは、見方を決めてから確かめると、迷いにくくなります。
張り・欠けとは
家相は、家の形や部屋の配置を、家の中心から見た方位で見る考え方と言われます。部屋の配置だけでなく、家の形そのものを見るのも、家相の特徴のひとつです。
- 張り:家の形のうち、外に出っぱっている部分
- 欠け:家の形のうち、内にへこんでいる部分
たとえば、四角い家の一角が外に少し出ていれば「張り」、一角がへこんでいれば「欠け」と見ることがあります。風水は、土地や住まいの「気」の流れ、色や物の置き方まで見ることが多く、家の形の張り・欠けは、家相の話として語られることが多いです。家相と風水のちがいは家相と風水のちがいの記事にまとめています。
どこから張り・欠けと見るかは、流派でちがう
家の形は、ほとんどの家で少しずつ凸凹しています。そのため、どれくらいの出っぱり・へこみを張り・欠けとするかが大切になりますが、その決め方は流派によってちがいます。
- 出っぱり・へこみの大きさを、家の一辺の長さとくらべて決める考え方
- 小さな出っぱり・へこみは、張り・欠けと見ない考え方
- 同じ形でも、出っぱりとへこみのどちらと見るかが変わる考え方
この記事では、具体的な割合や長さの決まりは書きません。流派によってちがい、ひとつに決められないためです。気になるときは、どの見方で見るかを家族で決める、家相にくわしい人に見てもらう、という方法があります。
同じ家でも、見方によって「張り」「欠け」「どちらでもない」が分かれることがあります。ちがう意見が出ても、見方がちがうだけ、ということが多いです。
張り・欠けになりやすい家の形
次のような形は、見方によって張り・欠けと考えられることがあります。
| 家の形 | 見方のポイント |
|---|---|
| L字・コの字の家 | 形の一部がへこむので、欠けと見られることがある |
| 一部だけ出っぱった家 | 出っぱりの大きさによって、張りと見られることがある |
| ビルトインガレージのある家 | 車庫の部分を家の形に入れるかで、見方が変わる |
| 玄関ポーチ・バルコニー・ウッドデッキ | 家の形に入れるかどうかは、流派でちがう |
| 1階と2階で形がちがう家 | どの階の形で見るかで、張り・欠けが変わる |
中庭のある家や、玄関まわりを引っこめた家なども、見方によってはへこみと考えられることがあります。こうした形は、光や風を取り入れる、外からの視線をさえぎる、車を停めやすくする、など、暮らしの理由があって選ばれることが多い形です。
張り・欠けと家の中心
張り・欠けがあると、家の中心の出し方にも関わってきます。家の中心は、家の形の真ん中(重心)を使うことが多く、凸凹のある家・2階建ては、1階の形で出すことが多いと言われます。
形に出っぱりやへこみがあると、真ん中の位置が少し動きます。中心が動くと、部屋の方位も変わることがあります。張り・欠けを気にするなら、あわせて家の中心の出し方も確かめておくと、話がつながって分かりやすくなります。くわしくは家の中心の出し方の記事にまとめています。
どの方位の張り・欠けかで見る考え方も
張り・欠けがどの方位にあるかで、意味を言う流派もあります。たとえば、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)の張り・欠けを、特に気にする見方もあります。何を言うかは流派によってかなりちがうので、気になるときは、見てもらう人に「どの方位の、どんな意味として見たか」を聞いておくとよいでしょう。
気になるときの工夫
設計の段階でできる工夫
- 出っぱり・へこみを小さくして、家の形を整える
- 収納や物入れの位置を変えて、へこみを埋める
- 玄関ポーチやバルコニーの大きさ・位置を見直す
- どの見方で見るかを先に決め、その見方で形を確かめてもらう
家の形を変えると、部屋の広さや窓の位置、外観、構造にも関わります。設計の担当者に「張り・欠けを少し気にしている」と伝えて、変えたときに何が変わるかも聞いておくと、比べやすくなります。
間取りを変えずにできる工夫
- 欠けと見られる方位の部屋や場所を、明るく・清潔に保つ
- その方位によいと言われる色を、小物やカーテンに取り入れる
- 観葉植物を置く人もいます
形の工夫をするか、そのままにして暮らしの中で工夫するかは、家族で決めることです。家族で考えがちがうときは、どこまで気にするかの記事も参考にしてください。
間取りを決める前に確かめたいこと
- 家の形に、出っぱり・へこみがどこにあるか、図面で見た?
- どの見方で張り・欠けを見るか、家族で決めた?
- 玄関ポーチ・バルコニー・車庫を家の形に入れるか、決めた?
- 1階と2階のどちらの形で見るか、決めた?
- 張り・欠けで、家の中心がどう動くか確かめた?
- 形を変えたら、ほかに何が変わるか設計の担当者に聞いた?
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Q. 家相の「張り」と「欠け」とは何ですか?
家相では、家の形の出っぱっている部分を「張り」、へこんでいる部分を「欠け」として見る考え方があります。どれくらいの出っぱり・へこみを張り・欠けとするかは、流派によってちがいます。
Q. L字やコの字の家は、欠けになりますか?
L字やコの字の家は、形の一部がへこむので、見方によっては欠けと考えられることがあります。ただ、どこまでを欠けと見るかは流派でちがうので、気になるなら、どの見方で見るかを決めてから確かめるとよいでしょう。
Q. 玄関ポーチやバルコニーは、張り・欠けに入りますか?
玄関ポーチやバルコニー、ウッドデッキ、車庫などを家の形に入れるかどうかは、流派によって考え方がちがいます。家相にくわしい人に見てもらうときは、どう扱ったかを聞いておくと安心です。
まとめ
- 張りは家の形の出っぱり、欠けはへこみを見る、家相の考え方
- どこから張り・欠けとするかは、流派によってちがう
- L字の家、車庫やポーチのある家などは、見方によって張り・欠けと考えられる
- 張り・欠けは家の中心の出し方にも関わるので、あわせて確かめる
- 形を整える工夫と、変えずにできる工夫があり、どうするかは家族で決める
間取り図をアップするだけで、部屋の方角と家相をチェックします
間取りの風水・家相チェックは、マドリセカンドの中の人が作った無料・登録不要のチェックです。間取り図をアップして図面の上の方角を選ぶと、家の中心から見て玄関・トイレ・キッチンなどがどの方位にあるかを出し、家相・風水で「よいと言われる」配置と「気にする人もいる」配置、間取りを変えずにできる工夫を返します。
図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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