水回りの方角
家の中心にトイレ・階段・吹き抜けがあるとき 家相での考え方と、できる工夫
2026年10月27日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
間取り図を眺めていたら、家のちょうど真ん中あたりにトイレや階段がある。家相では家の中心が大事と聞いたけれど、これは気にしたほうがいいのだろうか。そんな人に向けた記事です。
この記事では、家の中心にトイレ・浴室・階段・吹き抜けがあるときの考え方をまとめます。結論を先に言うと、家相では家の中心を「家全体の要」と見て、ここに水回りや階段があるのを気にする人もいます。ただ、流派によって考え方はさまざまで、間取りを変えずにできる工夫もあります。
家相でいう「家の中心」とは
家相では、部屋の方角を家の中心から見て考えます。その中心そのものも、大切な場所とされています。風水でも、家の中心は家全体の要と言われ、物を置きすぎず明るく保つのがよいとされます。
家の中心の出し方は流派によってちがいますが、家の形の真ん中(重心)を使うことが多いです。四角い家なら対角線が交わるあたり、凸凹のある家では形全体のバランスから出します。2階建ての家では、1階の形で中心を出すことが多いとされます。くわしい出し方は、家の中心の出し方の記事にまとめています。
「家の中心にある」と言っても、ぴったり真ん中でなく、そのまわりの一定の範囲を見る考え方が多いです。どこまでを中心とするかも流派でちがいます。
家の中心で気にされるもの
家の中心にあるのを気にする人がいるのは、主に次のようなものです。
| 場所 | 言われること |
|---|---|
| トイレ | 家の要の場所に水回りがあるのを気にする人がいる |
| 浴室 | トイレと同じく、水回りとして気にする人がいる |
| 階段 | 家の中心に大きな穴が通ることになり、気にする流派がある |
| 吹き抜け | 階段と同じく、中心が抜けていることを気にする人がいる |
一方で、リビングは家の中心がよいと言われることが多い場所です。家族が集まる部屋が真ん中にあると、家族がまとまる、と語られます。つまり、家の中心は「何を置くか」が大切にされる場所、と考えると分かりやすくなります。
家の中心は、明るく、物を置きすぎず、すっきりさせておくのがよいと言われる場所です。そこから工夫を考えると整理しやすくなります。
暮らしの面から見ると
家の中心にトイレや浴室があると、窓をとりにくく、暗くなりやすいことがあります。換気扇だけで湿気やにおいを外に出すことになるので、換気のしかたが大切です。
階段や吹き抜けが家の中心にあると、家族が顔を合わせやすい、上下の階に光や暖かさが行きわたりやすい、といったよさもあります。その反面、音やにおいが伝わりやすい、冷暖房の効き方に工夫がいる、といった点が話題になることもあります。
家相で気にされることと、暮らしのよさや気になる点は、別々に並べて考えるのがおすすめです。どちらか一つだけで決めると、あとで「こっちも大事だった」と感じることがあります。
間取りを変えずにできる工夫
トイレ・浴室が中心にあるとき
- 照明を明るめにして、暗い印象をなくす
- 換気扇を長めに回して、湿気やにおいをこもらせない
- こまめに掃除をして、物を置きすぎない
- 白や明るい色のタオル・マットにする
- トイレは、ふたを閉めてドアも閉めておく人もいる
階段・吹き抜けが中心にあるとき
- 階段の下や吹き抜けのまわりに、物を置きすぎない
- 照明で、階段や吹き抜けを明るく保つ
- 観葉植物を置く人もいる
階段の方角そのものについては、階段の方角の記事にまとめています。
設計の段階でできる工夫
まだ間取りが決まっていないなら、設計の段階で相談できることもあります。
- トイレや浴室の位置を少しずらして、中心の範囲から外れるか見てもらう
- 中心にあるトイレに、天窓や高い窓がとれるか聞く
- 階段の位置や向きを変えられるか、変えると何が変わるか聞く
- 吹き抜けの大きさや位置を調整できるか相談する
家の中心は、間取り全体のつながりに関わる場所です。トイレや階段を動かすと、廊下が長くなる、部屋が狭くなる、家事の動線が変わる、といったことも起きます。正中線(家の中心を通る南北の線)を気にする流派もあるので、あわせて知りたい人は正中線・四隅線の記事も参考にしてください。
間取りを変えるか、変えずに工夫するかは、どちらが正しいということではありません。家相の気持ちと暮らしやすさを並べて、ご家族で決めるのがいちばんです。
間取りを決める前に確かめたいこと
- 家の形の真ん中が、図面のどのあたりか確かめた?
- 2階建てなら、どの階の形で中心を出すか決めた?
- 中心のまわりに、トイレ・浴室・階段・吹き抜けがあるか見た?
- 中心にあるトイレや浴室の換気と明るさを、設計の人に聞いた?
- 階段や吹き抜けの暮らしのよさと気になる点を、家族で話した?
- どこまで家相を気にするか、家族で話した?
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Q. 家の中心にトイレがあると、気にしたほうがいいですか?
家相では、家の中心は家全体の要とされ、トイレがあるのを気にする人もいます。ただ、流派によって言うことがちがい、家の中心の出し方もさまざまです。気になるなら、まず中心の位置を確かめ、明るく清潔に保つ工夫から考えるのがおすすめです。
Q. 吹き抜けやリビング階段が家の中心にあるのは、よくないのですか?
吹き抜けや階段が家の中心にあるのを気にする人もいますが、よくないと決めつけるものではありません。家族が顔を合わせやすい、明るさが行きわたる、といった暮らしのよさもあります。気になる気持ちと暮らしのよさを、家族で並べて考えるとよいでしょう。
Q. 家の中心は、どうやって確かめればいいですか?
家の形の真ん中(重心)を使うことが多いです。凸凹のある家や2階建てでは、1階の形で出すことが多いとされますが、流派によってちがいます。図面の上で家の形を確かめ、真ん中がどのあたりかを見てみるのが出発点です。
まとめ
- 家相では、家の中心は「家全体の要」とされる
- 中心にトイレ・浴室・階段・吹き抜けがあるのを気にする人もいる
- 家の中心の出し方や範囲は、流派によってちがう
- 明るく・清潔に・物を置きすぎない、が工夫の中心
- 暮らしのよさと気になる点を並べて、家族で決める
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図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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