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キッチンの間取りで後悔しないために。形の選び方と、通路・冷蔵庫・ゴミ箱の置き場を図面で見てみよう

2026年10月5日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

家の中で、毎日いちばん長く立っている場所。それがキッチンという人は多いと思います。

キッチンの打ち合わせでは、対面か壁付けか、アイランドか、といった形の話が中心になりがちです。でも、住んでから出てくる後悔は、意外と形ではなくキッチンのまわりの話であることも少なくありません。

この記事では、キッチンの形の選び方と、まわりの配置でよくある後悔、提案を比べているとき、契約後の詳細の打ち合わせのときに、着工前のまだ変えられるうちに確かめておきたいことをまとめます。

キッチンの間取りでよくある後悔

どれも、キッチンそのものの形とは別の話です。図面ではキッチンの形はきれいに描かれていても、ゴミ箱や家電はたいてい描かれていません。

キッチンの形は、暮らし方で選ぶ

まずは形のおさらいです。どれが正解ということはなく、料理中に何を大事にしたいかで向き・不向きが変わります。

形向いている家気をつけたいこと
壁付け料理に集中したい、ダイニングを広くとりたい料理中は家族に背を向ける
対面(片側が壁)家族と話しながら料理したい、壁側に物を置きたい手もとがリビングからどこまで見えるか
アイランド(左右どちらからも回れる)2人以上で料理する、ぐるっと回りたいまわりの通路のぶん広さが必要。油はねやにおいが広がりやすい
L字・コの字作業スペースを広くとりたい、振り返らずに作業したい角の部分の収納が使いにくくなりがち

迷ったときは、料理するのはふだん何人か、キッチンの上に物を出しておきたいか、揚げ物や炒め物をよくするかの3つを家族で話してみると、合う形が見えてきやすくなります。提案の段階でも詳細の打ち合わせ中でも、形を変えた場合にダイニングの広さがどう変わるかも、担当の人に聞いてみてください。

形を決めたら、次に見てほしいのが「まわり」です。同じ形でも、冷蔵庫やゴミ箱の置き場しだいで、使いやすさはかなり変わります。

シンク・コンロ・冷蔵庫の「三角形」をたどる

料理をするとき、いちばん行き来が多いのはシンク・コンロ・冷蔵庫の3か所です。図面の上で、この3つを線で結んでみてください。

とくに冷蔵庫は、キッチンの中の人と、飲み物を取りに来る家族の両方が使います。キッチンの奥まで入らなくても冷蔵庫を開けられるかも見ておくと、料理中のすれちがいが減ります。

冷蔵庫は、ドアの開く向きも大事です。図面に冷蔵庫の場所が描いてあったら、どちら側に開くと使いやすいか考えてみてください。

ゴミ箱と家電の置き場は、自分で書きこむ

ゴミ箱

ゴミ箱は、キッチンの後悔につながりやすいところです。住んでいる地域の分別の数だけ、ゴミ箱が必要になることもあります。

家電

いま使っている調理家電を全部書き出して、置き場を図面の上で探してみてください。電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカー、ホットプレート…。思った以上に場所をとります。

家電を置く場所には、コンセントも必要です。キッチンのコンセントの数や位置については、コンセントの位置の記事でくわしくまとめています。

作業スペース

シンクとコンロのあいだには、まな板を置いて切ったり、盛りつけたりする場所が必要です。ここが狭いと、食材やお皿の置き場がなくなって、作業のたびに物を動かすことになります。ふだん作る料理や、お弁当づくりの有無なども思い浮かべてみてください。

通路の幅は「何人で立つか」で決まる

キッチンとうしろの棚(カップボード)のあいだの通路は、広ければいいというものではありません。

どれくらいの幅が合うかは、家族の体格や使い方で変わります。図面の数字だけだとイメージしにくいので、いまの家のキッチンの通路を測っておいて、「いまより広い?狭い?」と担当の人に聞いてみるのがおすすめです。

パントリー・勝手口・ダイニングとのつながり

パントリー

食品や日用品のストックをしまうパントリーは、キッチンから数歩で行ける場所にあるかが大事です。遠いと、結局キッチンの作業台にストックが並ぶことになります。

勝手口

ゴミ出しや、買い物の荷物の運びこみに便利な勝手口。あるかないかより、外に出たあと、ゴミ置き場や駐車場まで行きやすいかで考えると、必要かどうかが決めやすくなります。

ダイニング・リビングとのつながり

料理を運ぶ、食器を下げる、子どもの様子を見る。キッチンとダイニングの位置関係は、毎日の食事のしたくに直結します。キッチンのまわりをぐるっと回れる間取りにすると、家族がぶつかりにくくなることもあります。回れる間取りの向き・不向きは回遊動線の記事も参考にしてください。

「見える」「見えない」も決めておく

対面キッチンで手もとが隠れる高さの壁をつけるかどうかは、迷いやすいところです。リビングからキッチンがどれくらい見えるかは、暮らし方で好みが分かれます。

図面上で、ソファやダイニングに座った位置からキッチンを見てみると、どこが見えるかが分かります。

図面で確かめたいチェックリスト

担当の人への伝え方

キッチンの話は、つい設備の話になりがちです。いつ・誰が・どんなふうに料理するかを伝えると、まわりの配置まで考えてもらいやすくなります。

契約前に提案を見ているなら:キッチンの形や、冷蔵庫・ゴミ箱の置き場を、提案の段階でどこまで考えてくれているかも、会社を比べる材料の1つです。相談しても気になるところが解決しないときは、ほかの会社の提案と比べてみるのも、ふつうのことです(間取り提案の比べ方)。

契約後の打ち合わせ中なら:キッチンの形や、冷蔵庫・ゴミ箱の置き場は、着工したあとに変えるのはむずかしくなります。変更をいつまで受けてもらえるかは会社や契約によって違うので、まだ変えられるうちに早めに相談を。話しても決まらないときの考え方は間取りが決まらないときの記事にまとめています。

このチェック、AIにも見てもらえます。間取り図をアップするだけで、6つの観点で「得意技」と「ちょっと苦手なこと」が分かります。無料・登録不要。

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よくある質問

Q. キッチンの通路はどれくらいの幅がいいですか?

ひとりで料理するか、2人以上で並んで立つかで変わります。広すぎると振り返る距離が増え、狭すぎると引き出しや食洗機を開けたときに通りにくくなります。担当の人に、いまの家のキッチンとくらべてどれくらいの幅か聞いてみると、イメージしやすくなります。

Q. ゴミ箱の置き場所は、図面のどこで確認すればいい?

多くの間取り図には、ゴミ箱の場所は描かれていません。シンクの近く、カップボードの下、パントリーの中など、どこに何個置くかを自分で書きこんでみるのがおすすめです。分別の数だけゴミ箱が必要になることも忘れずに。

Q. パントリーはあったほうがいいですか?

食品のまとめ買いが多い家や、キッチンに物を出しておきたくない家には便利です。ただ、キッチンから遠いと使わなくなりがちです。何をしまうかと、キッチンからの距離をセットで考えると失敗しにくくなります。

まとめ

間取り図をアップするだけで、AIが6つの観点で診断します

マドリセカンドは、元施主の中の人が作った無料・登録不要のAI間取り診断です。間取り図(画像・PDF)をアップすると、家事ラク・片づけ・家族時間・ひとり時間・光と風・10年後の6つの観点で点数をつけて、あなたの家の「得意技」と「ちょっと苦手なこと」、間取りのアイデアを返します。

図面は診断のためだけに使い、保存しません。結果を見て、もっと聞いてみたくなったら、くわしい人に見てもらうこともできます。

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