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光と風

吹き抜けで後悔しやすいこと。明るさ・開放感と引きかえになるものを、図面で先に見ておこう

2026年10月5日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

リビングの上が2階まで抜けていて、高い窓から光が入る。吹き抜けは、家づくりの「あこがれ」に入りやすい間取りです。

一方で、住んでから「冬の足元が寒い」「2階まで音が筒抜け」「高い窓の掃除ができない」といった声もあります。吹き抜けそのものが悪いわけではなく、明るさや開放感と引きかえに変わるものを、知らないまま決めてしまうと後悔につながりやすいようです。

この記事では、吹き抜けで後悔しやすいポイントと、図面の段階で確かめておきたいことをまとめます。

そもそも、吹き抜けで何が手に入る?

後悔の話の前に、吹き抜けのいいところも整理しておきます。ここがはっきりしていると、「それでもほしいか」を判断しやすくなります。

となりの家が近くて、1階の窓からだけでは光が入りにくい土地では、吹き抜けの高い窓が明るさの助けになることもあります。

後悔しやすい5つのポイント

1. 冬の暖かさ・夏の涼しさ

暖かい空気は上にたまりやすいので、吹き抜けがあると、1階の足元が寒く感じることがあります。夏は高い窓から入る日差しで、2階が暑くなることも。どのくらい気になるかは、家の断熱や気密の性能、エアコンの位置や台数、シーリングファンの有無などで大きく変わります。

2. 音とにおい

吹き抜けは1階と2階をつなぐ大きな通り道です。リビングのテレビの音や話し声、キッチンのにおいが、2階の部屋まで届きやすくなります。2階の寝室や子ども部屋のドアが吹き抜けに面していると、特に気になりやすいです。音とにおいについては音とにおいの記事でもまとめています。

3. 高いところの掃除とメンテナンス

高い窓、照明、シーリングファン、梁の上のほこり。手が届かない場所が増えます。照明の交換をどうするか、窓のカーテンやブラインドをどう開け閉めするかも、住んでから困りやすいポイントです。

4. 2階の床が減る

吹き抜けにした部分は、2階の床がなくなります。同じ家の大きさなら、そのぶん2階の部屋や収納が小さくなります。「吹き抜けをとったら、子ども部屋が狭くなった」ということもあるので、家全体の広さとのバランスで考えましょう。

5. まぶしさと視線

高い窓から入る光が、時間帯によってはテレビの画面やソファの位置にまぶしく差しこむことがあります。また、道路やとなりの家から、高い窓を通して室内が見えないかも確かめておきたいところです。

どれも「吹き抜けだから必ず起きる」わけではありません。家の性能・窓の位置・空調の計画で、感じ方が大きく変わります。

吹き抜けが向いている家・向いていない家

答えは暮らし方で変わります。目安として、こんなふうに考えてみてください。

向いていそうちょっと慎重に
1階の窓だけでは光が入りにくい土地2階の部屋数や収納にあまり余裕がない
家族の気配を感じながら過ごしたい夜勤や受験生など、生活時間がずれる家族がいる
空調や断熱の計画を、担当の人と一緒に詰められる高い所の掃除やメンテナンスに手が回らなそう

吹き抜けとリビング階段を組みあわせる家も多いですが、その場合は1階と2階のつながりがさらに強くなります。リビング階段とのつながり方も、あわせて図面で見ておきましょう。

後悔を減らすための工夫

吹き抜けのある家に住む人からは、「先に掃除と空調のことを聞いておいてよかった」という声もあります。

大きさと位置で、吹き抜けの性格は変わる

「吹き抜けにするか、しないか」の二択で考えがちですが、実際はどこに、どのくらいの大きさでつくるかで、良さも気になるところも変わります。

図面では、上の階の図面に×印や「吹抜」と書かれているところが吹き抜けです。1階と2階の図面を重ねて、吹き抜けのまわりに何の部屋があるかを見てみてください。寝室や子ども部屋の窓やドアが吹き抜けに面しているなら、音や光が届きやすい配置です。2階のホールから吹き抜けを見下ろせる位置なら、家族の気配を感じやすい一方、手すりの高さやすき間など、子どもの安全も気になるところです。

提案中・打ち合わせ中に確かめておきたいこと

吹き抜けは、家の形や構造、窓、空調の計画とつながっているので、あとから足したり消したりしにくい部分です。

契約前に提案を見ているなら、吹き抜けの大きさや窓の向き、空調の考え方は会社によってちがいます。「この吹き抜けで冬の足元はどうなりますか?」と聞いて、説明に納得できるかも判断の材料になります。気になる点が残るなら、ほかの会社の提案と比べてみるのも、ふつうのことです。

契約後の打ち合わせ中なら、吹き抜けの大きさ、高い窓の種類、照明やファンの位置、掃除の方法は、着工前のまだ変えられるうちに確かめておきましょう。どこまで・いつまで変えられるかは、会社や契約によって違います。打ち合わせを重ねても不安が消えないときは、間取りが決まらないときの記事も参考にしてみてください。

担当の人への伝え方

「吹き抜けにしたいです」だけだと、何を優先すればいいかが伝わりにくいことがあります。吹き抜けで何がほしいかと、何が心配かをセットで伝えるのがおすすめです。

図面で確かめたいチェックリスト

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よくある質問

Q. 吹き抜けがあると、冬は寒いですか?

暖かい空気は上にたまりやすいので、家の断熱や気密の性能、暖房のしかたによっては、1階の足元が寒く感じることがあります。逆に、性能や空調の計画しだいで快適に過ごしている家も多いです。どんな暖房を、どこに置く予定か、担当の人に聞いてみると安心です。

Q. 吹き抜けの高い窓は、どうやって掃除するの?

家の中から手が届かない高さの窓は、柄の長い掃除道具を使ったり、2階の通路や窓のそばから手が届くようにしたりする方法があります。窓を開け閉めできるタイプにするかどうかでも変わるので、図面の段階で「誰が、どうやって掃除するか」を決めておくのがおすすめです。

Q. 吹き抜けをやめると、何が変わりますか?

その部分を2階の部屋や収納にでき、床が増えます。音やにおい、冷暖房の心配は減りますが、明るさや開放感、家族の気配が伝わる感じは少なくなります。どちらを優先したいか、家族で話してみると決めやすくなります。

まとめ

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マドリセカンドは、元施主の中の人が作った無料・登録不要のAI間取り診断です。間取り図(画像・PDF)をアップすると、家事ラク・片づけ・家族時間・ひとり時間・光と風・10年後の6つの観点で点数をつけて、あなたの家の「得意技」と「ちょっと苦手なこと」、間取りのアイデアを返します。

図面は診断のためだけに使い、保存しません。結果を見て、もっと聞いてみたくなったら、くわしい人に見てもらうこともできます。

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