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広さを決める

30坪の土地にどんな家が建つ? ― 2階建て・平屋・駐車場・庭の組み合わせで考える

2026年10月26日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

気になる地域で見つかった土地が30坪。思っていたより小さい気がするけれど、実際どんな家が建つのか分からない。そんな人に向けた記事です。

結論から言うと、30坪(約99㎡)の土地なら、2階建て・車1台・庭なしで、家の広さは約95㎡(約29坪)が目安です。この記事では、駐車場や庭の組み合わせごとに、どのくらいの家が建つのかを計算してまとめます。

30坪は、どのくらいの広さ?

1坪は約3.3㎡で、畳2枚ぶんくらいです。30坪は約99㎡、畳にするとおよそ60枚ぶんになります。

形でいうと、例えば幅9m × 奥行き11mくらいの土地です。ただ、土地の形は正方形とは限りません。同じ30坪でも、細長い土地や、角が欠けた土地では、建てやすさが変わります。

30坪の土地には、家だけでなく、駐車場・庭・家のまわりのすき間(となりとの間や玄関までの通路など)も入れる必要があります。土地相場チェックでは、次のように考えています。

この考え方を逆にたどると、30坪の土地にどのくらいの家が入るかが分かります。

組み合わせごとに、建てられる家の広さ

30坪(約99㎡)の土地で、建ぺい率(土地の広さに対して、建物を建ててよい面積の割合)を60%とした場合の目安です。

条件1階の広さ家の広さ(延べ床面積)
2階建て・車なし・庭なし約59㎡約108㎡(約33坪)
2階建て・車1台・庭なし約52㎡約95㎡(約29坪)
2階建て・車2台・庭なし約43㎡約78㎡(約24坪)
2階建て・車1台・ちょっとした庭約40㎡約73㎡(約22坪)
平屋・車1台・庭なし約52㎡約52㎡(約16坪)

例えば「2階建て・車1台・庭なし」なら、99㎡から駐車場の15㎡を引いた残り約84㎡に、1階と家のまわりのすき間が入ります。1階の広さ ×(1 + 0.6)= 約84㎡なので、1階は約52㎡。2階建ての1階は延べ床面積の約55%なので、家の広さは約95㎡になります。

「車なし・庭なし」の場合は、建ぺい率60%の決まりで、1階は約99㎡ × 60% = 約59㎡までになります。

30坪の土地では、駐車場や庭を1つ足すごとに、建てられる家が小さくなるのがポイントです。

何人家族まで暮らせそう?

国が決めている住まいの広さの目安(誘導居住面積水準)と比べてみます。

家族の人数一般型(25㎡×人数+25㎡)都市居住型(20㎡×人数+15㎡)
2人75㎡55㎡
3人100㎡75㎡
4人125㎡95㎡

30坪の土地・2階建て・車1台・庭なしで建てられる約95㎡は、次のくらいにあたります。

3人・4人家族でも、間取りを工夫して30坪前後の土地に建てている家庭はたくさんあります。都市の中心に近い地域では、とくによくある広さです。逆に、郊外でゆったり暮らしたい場合は、もう少し広い土地を探すことが多いです。4人家族で必要な土地の目安は、4人家族に必要な土地は何坪?の記事にまとめています。

建ぺい率・容積率で、建てられる家が変わる

30坪のような小さめの土地では、地域の決まりの影響が大きくなります。

建ぺい率

建ぺい率は地域によって30〜80%などとちがいます。30坪(約99㎡)の土地なら、建ぺい率60%で1階は約59㎡まで、建ぺい率50%なら約50㎡までです。建ぺい率が低い地域では、1階を広くとれないぶん、家全体も小さくなりやすくなります。

容積率と3階建て

容積率(土地の広さに対して、家の延べ床面積を何%までにできるかの割合)も、地域で決まっています。1階の広さが限られていても、容積率に余裕があれば、3階建てにして家を広くする方法があります。

ただ、3階建てには高さの決まりや、日当たりへの配慮などもかかわります。建てられるかどうか、どのくらい広くできるかは、市区町村の都市計画の窓口や、住宅会社・不動産会社で確かめてください。

30坪の土地を考えるときのポイント

30坪の土地は、「小さいからだめ」ということはありません。何を優先するかで、ちょうどよい土地にもなります。

広さより、場所を優先する考え方

土地の値段が高い地域では、広さをおさえて、駅や職場への近さを優先する家庭も多いです。例えば坪単価60万円のエリアなら、30坪で約1,800万円、44坪で約2,640万円です(どちらも仮の数字です)。広さを14坪おさえると、約840万円のちがいになります。

駐車場の台数を見直す

30坪では、車が1台増えるだけで家の広さが約17㎡(約5坪)小さくなります。車が2台ほしいときは、縦に並べる、近くの駐車場を借りるなど、いくつかの方法を比べてみてください。台数ごとの考え方は、駐車場2台・3台に必要な土地の広さの記事にまとめています。

実際の間取りで確かめる

ここでの計算は目安です。土地の形・道路の位置・日当たりによって、実際に建てられる家は変わります。気になる30坪の土地が見つかったら、住宅会社に簡単な間取りを描いてもらうと、暮らしのイメージがつかみやすくなります。

土地相場チェックでは、条件を入れると必要な広さが分かり、気になる駅のまわりで、その広さの土地がどのくらい売れているかを調べられます。30坪前後に条件を合わせて比べてみるのもひとつの方法です。

土地を探す前に確かめたいこと

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よくある質問

Q. 30坪の土地に、4人家族の家は建てられますか?

2階建て・車1台・庭なしなら、家の広さは約95㎡(約29坪)が目安です。国の目安では、都市の中心とその周辺向けの広さ(4人で95㎡)にあたります。郊外向けの目安(4人で125㎡)にはとどかないので、間取りの工夫や3階建てを考える家庭もあります。

Q. 30坪の土地に平屋は建てられますか?

建てられますが、車1台・庭なしでも、家の広さは約52㎡(約16坪)が目安です。夫婦2人やひとり暮らし向けのコンパクトな平屋なら、考えられる広さです。家族で住む平屋なら、もっと広い土地が要ることが多いです。

Q. 30坪の土地で、3階建てにするとどうなりますか?

3階建てにすると、1階の広さが同じでも家全体を広くできます。ただ、建てられる延べ床面積の上限(容積率)や、建物の高さの決まりは地域でちがいます。くわしくは、市区町村の都市計画の窓口や、住宅会社・不動産会社で確かめてください。

まとめ

うちに必要な土地は何坪? そのあたりで、いくらで見つかる?

土地相場チェックは、マドリセカンドの中の人が作った無料・登録不要のチェックです。家族の人数から必要な土地の広さを出し、選んだ駅のまわりで実際に売れた土地(国の取引データ)から、その広さの土地が1年に何件・いくらくらいで売れているかを出します。

公開されている取引は一部なので、実際の売り物の数とはちがいます。目安としてお使いください。

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