鬼門と裏鬼門
鬼門に水回りがあるときの工夫 間取りを変えずに、できることから
2026年10月18日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
間取りの提案を見ていたら、北東の角にトイレがあった。家族から「鬼門じゃない?」と言われて、気になりはじめた。そんな人に向けた記事です。
この記事では、鬼門(北東の方位)に水回りがあるときに、間取りを変えずにできる工夫をまとめます。結論を先に言うと、家相を気にする人がよくしているのは「明るく・清潔に・風通しよく」の3つです。そのうえで、色や小物、場所ごとのポイントを足していく形になります。
なぜ鬼門の水回りが気にされるのか
鬼門は北東の方位のことで、家相でいちばん気にされることが多い方位と言われます。陰陽道などに由来するとされ、ここにトイレや浴室、洗面、キッチンといった水回りや、玄関を置くのを気にする人が多くいます。
昔からの言い伝えには、暮らしの理由があると言われることもあります。北東は日が当たりにくく、冷えやすく、湿気がこもりやすい方位です。昔の家では、ここに水回りがあると傷みやすかった、という見方があります。
いまの家は、断熱や換気のしくみが昔とは大きくちがいます。だからといって気にしなくていい、ということでもありません。言い伝えの理由を知っておくと、「何を工夫すればいいか」が見えやすくなります。鬼門そのものの考え方は、鬼門とは?の記事にまとめています。
鬼門の工夫は、言い伝えの理由とされる「暗い・冷える・湿気がこもる」をやわらげることから考えると、暮らしやすさにもつながります。
まずは基本の3つ:明るく・清潔に・換気
家相を気にする人が、鬼門の水回りでよくしている工夫は、大きく分けて3つです。どれも特別な道具はいりません。
1. 明るくする
北東は自然の光が入りにくい方位です。照明を明るめにしたり、壁や床に明るい色を選んだりすると、暗さがやわらぎます。窓があるなら、すりガラスでも光が入るように、窓の前に物を置かないようにします。
2. 清潔に保つ
鬼門は「清潔で明るく」がよいと言われる方位です。水回りは汚れがたまりやすい場所なので、こまめに掃除をして、物を出しっぱなしにしないことが基本になります。掃除がしやすいように、置く物を少なくしておくのも一つの方法です。
3. 換気をする
湿気がこもりやすいと言われる方位なので、換気扇を回す時間を長めにしたり、使ったあとに扉を少し開けて風を通したりします。浴室なら、使ったあとに水気を切っておくだけでも、乾きやすくなります。
色と小物でできること
風水では、方位ごとに合うとされる色や物があります。北東は「変化・つながり」の方位と言われ、白や黄色がよいとされます。
| 取り入れやすいもの | 例 |
|---|---|
| 白い物 | タオル、バスマット、トイレマット、収納ケース |
| 黄色を少し | 小さな花、小物、タオルの差し色 |
| すっきり片づける | 出しっぱなしの物を減らし、扉つきの収納にしまう |
| 置く人もいるもの | 盛り塩、観葉植物 |
色を変えるのは、タオルやマットのように取りかえやすい物からで十分です。壁紙や床の色まで変えなくても、毎日目に入る物を白や明るい色にそろえるだけで、印象は変わります。
盛り塩や観葉植物を置く人もいますが、置かなければいけないものではありません。置くなら、取りかえや水やりを続けられる範囲にしておくと、かえって汚れの原因になることを防げます。方位と色の考え方は、方位と色・インテリアの記事でくわしく書いています。
場所ごとのポイント
同じ鬼門の水回りでも、場所によって工夫しやすいところがちがいます。
トイレ
トイレは、使わないときにふたを閉め、ドアも閉めておく人がいます。小さな空間なので、白いマットやタオルにそろえる、照明を明るめにする、換気扇を回しておく、といった工夫がしやすい場所です。トイレについては鬼門のトイレの記事にもまとめています。
浴室・洗面
湿気がいちばんこもりやすい場所です。使ったあとに換気扇を回す、壁の水気を切る、洗面台のまわりに物を置きすぎない、を習慣にすると、清潔に保ちやすくなります。タオルや足ふきマットは白や明るい色が取り入れやすいです。
キッチン
キッチンは毎日長く使う場所です。シンクや排水口をこまめに洗う、ゴミを長くためない、調理台に物を出しすぎない、が基本になります。手元の照明を明るくすると、北東の暗さもやわらぎ、作業もしやすくなります。
まだ打ち合わせ中なら、できること
間取りがまだ決まっていない段階なら、設計の段階でできる工夫もあります。間取りを大きく変えなくても、次のような調整ができることがあります。
- 水回りの位置を少しずらして、北東の範囲から外れるか見てもらう
- 窓を設けて、光と風が入るようにする
- 換気扇の位置や、湿気がこもりにくい換気の方法を相談する
- 壁や床に、明るく掃除しやすい素材を選ぶ
ただ、位置をずらすと、家事の動線や収納、ほかの部屋の広さが変わることもあります。家相のことだけでなく、暮らしやすさとのバランスも一緒に見てもらうと、あとで後悔しにくくなります。
家相・風水は、流派によって言うことがちがいます。間取りを変えるか、変えずに工夫するかは、どちらが正しいということではありません。最後に決めるのは、そこで暮らすご本人とご家族です。
間取りを決める前に確かめたいこと
- 家の中心と北の向きをそろえて、本当に北東にあるか確かめた?
- 北東にある水回りに、窓や換気扇があるか図面で見た?
- 照明を明るめにできるか、設計の人に聞いた?
- 位置を少しずらせるか、ずらすと何が変わるか聞いた?
- どこまで気にするか、家族で話した?
- 掃除しやすい素材や、物をしまえる収納があるか見た?
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Q. 鬼門に水回りがあると、間取りを変えたほうがいいですか?
変えるかどうかは、ご家族の気持ちと、暮らしやすさとのバランスで決めることです。家相を気にする人の中でも、間取りはそのままで、明るく清潔に保つ工夫をする人は多くいます。気になる気持ちが強いなら、設計の段階で位置を少しずらせないか相談する方法もあります。
Q. 盛り塩や観葉植物は、置いたほうがいいですか?
盛り塩や観葉植物を置く人もいますが、置かなければいけないものではありません。置くなら、こまめに取りかえたり、水やりや掃除がしやすい場所にしたりと、清潔に保てる範囲で考えるのがおすすめです。
Q. 裏鬼門(南西)に水回りがあるときも、同じ工夫でいいですか?
基本は同じで、明るく・清潔に・換気をよく、が中心です。南西は西日で暑くなりやすい方位と言われるので、カーテンや窓まわりで日差しをやわらげる工夫を足すと、暮らしの面でも過ごしやすくなります。
まとめ
- 鬼門(北東)の水回りは、家相でよく気にされる配置
- 言い伝えの理由とされる「暗い・冷える・湿気」をやわらげることが工夫の中心
- 基本は、明るく・清潔に・換気をよく、の3つ
- 白や黄色の小物、すっきり片づけることも取り入れやすい
- 打ち合わせ中なら、位置・窓・換気も相談できる。決めるのは家族
間取り図をアップするだけで、部屋の方角と家相をチェックします
間取りの風水・家相チェックは、マドリセカンドの中の人が作った無料・登録不要のチェックです。間取り図をアップして図面の上の方角を選ぶと、家の中心から見て玄関・トイレ・キッチンなどがどの方位にあるかを出し、家相・風水で「よいと言われる」配置と「気にする人もいる」配置、間取りを変えずにできる工夫を返します。
図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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