鬼門と裏鬼門
鬼門のトイレ 北東にトイレがある間取り、どう考える?
2026年10月18日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
間取りの提案を見ていたら、トイレが北東にあった。ネットで調べると「鬼門のトイレ」がたくさん出てきて、気になりはじめた。動かしてもらうべきか、このままでいいのか迷っている。そんな人に向けた記事です。
この記事では、鬼門のトイレの考え方と、できる工夫をまとめます。北東のトイレは家相でよく気にされる配置ですが、気にしない人も多い配置です。気にするなら、間取りを変えずにできる工夫と、設計の段階でできる工夫の両方があります。どちらにするかは、家族で決めることです。
鬼門のトイレが気にされる理由
鬼門は、家の中心から見た北東の方位です。家相では、鬼門に水回り(トイレ・浴室・洗面・キッチン)や玄関を置くのを気にする人が多く、中でもトイレはいちばんよく話題になります。
気にされる理由には、昔の暮らしの理由もあると言われます。
- 北東は日が当たりにくく、冷えやすい
- 湿気がこもりやすい
- 昔の家では、ここに水回りがあると傷みやすかった
昔のトイレは、いまのように水で流して換気扇で空気を入れかえるものではありませんでした。日が当たりにくく湿気がこもる場所にトイレがあると、においや傷みが気になりやすかったと考えられます。鬼門そのものについては、鬼門とは?の記事にまとめています。
本当に鬼門にあるか確かめる
「鬼門にトイレがある」と思っても、方位の出し方によっては、ちがう方位になることがあります。まず、次のことを確かめましょう。
- 図面の方位記号を見て、北の向きを確かめる(図面の上が北とはかぎらない)
- 家の中心を、家の形の真ん中(重心)で出す
- 家相でよく使う割り方(東西南北30度・四隅60度)で、北東の範囲を出す
- トイレがその範囲に入っているか、境目にかかっていないかを見る
北東は60度と広くとることが多いので、45度で見たときより鬼門に入る部屋が増えます。逆に、境目の近くにあるトイレは、北の向きや中心の出し方で、北や東に入ることもあります。
線にかかる場合
鬼門の範囲とは別に、家の中心を通る正中線(南北の線)や四隅線(鬼門と裏鬼門を結ぶ線)にトイレがかかるのを気にする流派もあります。線を見るかどうか、どれくらいの幅で見るかは、流派によってちがいます。
2階のトイレが鬼門にあるとき
2階建ての家では、2階にもトイレがあることが多いです。2階の部屋も、1階で出した家の中心から方位を見ることが多いので、2階のトイレが鬼門にあることもあります。
2階のトイレを1階と同じように気にするかは、流派によってちがいます。1階ほどは気にしない考え方もあります。1階と2階のどちらも鬼門にある場合は、どちらをより気にするか、家族で話しておくと迷いにくくなります。
いまの家での考え方
いまのトイレは、水で流し、換気扇で空気を入れかえるのがふつうです。断熱がしっかりした家なら、北東でも昔ほど冷えこみません。そのため、昔の「湿気がこもって傷みやすい」という心配は、ずいぶん小さくなっています。
一方で、北東のトイレは日が入りにくく、冬は寒く感じることがあります。窓が小さいと、昼でも暗めになることもあります。言い伝えとして気にするかとは別に、住み心地として、明るさと暖かさを意識しておくとよいでしょう。
鬼門のトイレは、「言い伝えとして気にするか」と「住み心地の対策をするか」を分けて考えると決めやすくなります。
気になるときの工夫
間取りを変えずにできる工夫
- 照明を明るめにして、暗くならないようにする
- こまめに掃除して、清潔に保つ
- 換気扇をこまめに回し、湿気をためない
- 白や明るい色のタオル・マット・小物を選ぶ
- ふたを閉めて、ドアを閉めておく人もいる
- 盛り塩や観葉植物を置く人もいる
北東の方位は、清潔で明るくしておくとよいと言われ、白や黄色がよいとされます。小物の色を選ぶときの参考にしてみてください。工夫のくわしいことは、鬼門に水回りがあるときの工夫の記事にまとめています。
設計の段階でできる工夫
- トイレの位置を、鬼門の範囲や線から少しずらせるか担当者に聞く
- 小さくても窓をとって、明るさと風通しをよくできるか聞く
- トイレの暖房や断熱で、冬の寒さをおさえられるか聞く
動かすときに確かめたいこと
トイレの位置を変えると、ほかのところに影響が出ることもあります。
- 配管の位置が変わり、ほかの水回りとの距離が変わる
- となりの収納や廊下が狭くなる
- リビングや寝室との位置関係が変わり、音が気になりやすくなる
動かすか、変えずに工夫するか、そもそも気にしないかは、家族で決めることです。
担当者への伝え方
家相が気になることは、早めに伝えるほど間取りに反映しやすくなります。たとえば、次のように伝えると話が進みやすいでしょう。
- 「家族が鬼門を気にしているので、トイレを北東から外せるか見てもらえますか」
- 「外すのがむずかしければ、窓や換気で明るくできるか教えてください」
- 「動かした場合に、動線や収納がどう変わるかも知りたいです」
間取りを決める前に確かめたいこと
- 図面の方位記号で、北の向きを確かめた?
- 家の中心から見て、トイレが本当に鬼門の範囲にあるか確かめた?
- 2階のトイレの方位も見た?
- 家族で、鬼門のトイレをどれくらい気にするか話した?
- トイレの明るさ・寒さ・換気の対策を考えた?
- 気になるなら、位置をずらせるか、ずらすと何が変わるか担当者に聞いた?
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Q. 鬼門のトイレは、必ず動かしたほうがいいですか?
必ず動かさないといけない、ということはありません。鬼門のトイレは家相でよく気にされる配置ですが、気にしない人も多くいます。動かすかどうかは、動かしたときに動線や収納がどう変わるかも含めて、家族で決めることです。
Q. 2階のトイレが鬼門にあります。1階と同じように気にしますか?
2階の部屋も、1階で出した家の中心から方位を見ることが多いです。そのため、2階のトイレも鬼門として見る考え方があります。ただ、1階のトイレほどは気にしない考え方もあり、流派によってちがいます。
Q. 鬼門のトイレで、よく言われる工夫は何ですか?
明るく清潔に保つ、こまめに換気する、白や明るい色のタオル・小物を置くことがよく挙げられます。ふたを閉めてドアを閉めておく人、盛り塩や観葉植物を置く人もいます。どれも、気持ちよく使える状態を保つ工夫です。
まとめ
- 鬼門のトイレは家相でよく気にされるが、気にしない人も多い
- 北東は冷えやすく湿気がこもりやすい、という暮らしの理由があると言われる
- まず、図面で本当に鬼門の範囲にあるかを確かめる
- 気にするなら、明るく清潔に保つ工夫と、位置を少しずらす工夫がある
- 動かすかどうかは、動線や収納の変化も含めて家族で決める
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図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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