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家事ラク

共働きの間取りは「時間」で考える。帰宅後の2時間と朝の30分を図面でたどってみよう

2026年10月25日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)

共働きの家づくりでよく聞くのが、「とにかく家事を楽にしたい」という声です。

ただ、「家事ラク」と一口に言っても、楽にしたいのは家事の量だけではありません。共働きの家でいちばん足りないのは、時間です。帰ってきてから寝るまで、朝起きてから家を出るまで。限られた時間の中で、家族全員が同時に動くからこそ、ちょっとした間取りの差が毎日のゆとりに響きます。

この記事では、共働きの家で時間が足りなくなりやすい4つの場面に分けて、図面で確かめる方法をまとめます。

共働きの間取りは「時間が足りない場面」から考える

共働きの家の1日を思い浮かべると、時間に追われる場面はだいたい決まっています。

  1. 帰宅してから寝るまで:ごはん、お風呂、洗濯、明日の準備が一気に重なる
  2. 朝の支度:家族全員が、同じ時間に洗面所・トイレ・玄関を使う
  3. 宅配の受け取り:日中は家に誰もいない
  4. 家事の分担:手が空いた人が、すぐ動けるか

図面を見るときは、部屋ごとに見るより、この4つの場面を時間の順にたどるほうが、気になるところを見つけやすくなります。

共働きの家の間取りで見るのは、「家事が少ない家」より「同じ時間に、家族がぶつからずに動ける家」です。

場面1:帰宅してから寝るまで

平日の夕方〜夜は、共働きの家でいちばん忙しい時間です。帰ってきて、荷物を置いて、手を洗って、ごはんを作って、食べて、片づけて、お風呂に入って、寝る。保育園や学童のお迎えがある家なら、子どもの荷物も加わります。

玄関から先の「帰宅ルート」をたどる

図面の上で、玄関から指をたどってみてください。

この道のりが短く、途中に置き場が決まっているほど、リビングに物がたまりにくく、夕方の動きがスムーズになります。

ごはんの支度と、子どもの様子を同時に見られるか

帰宅後は、誰かが料理をしながら、誰かが子どもの相手をする、ということが多くなります。料理をしている人から、リビングやダイニングの様子が見えるか、声が届くかも確かめておきたいところです。キッチンの形や作業のしやすさについてはキッチンの記事でまとめています。

お風呂から寝るまでの流れ

お風呂上がりのパジャマやタオルがどこにあるか、お風呂から寝室まで寒い廊下を長く歩かないか。夜の流れが短いと、子どもを寝かせるまでの時間にゆとりが生まれます。

場面2:朝の支度

朝は、家族全員がほぼ同じ時間に動きます。夜と違うのは、同じ場所の取り合いが起きやすいことです。

図面を見ながら、「7時半に、誰がどこにいるか」を家族の人数分、書きこんでみてください。同じ場所に2人以上が重なるところが、朝の渋滞ポイントです。

渋滞をやわらげる工夫には、たとえばこんなものがあります。

どれも全部入れる必要はありません。自分の家で、いちばん重なりやすい場所がどこかを見つけて、そこから考えるのがおすすめです。

場面3:宅配の受け取り

共働きの家では、日中に家に誰もいないことが多く、宅配の再配達に時間をとられがちです。ネットで日用品や食材を買う家ほど、ここは毎週のことになります。

宅配ボックスを置くか、どこに置くかは、建物の外まわりの計画と関わるので、間取りを決める段階で担当の人に話しておくと、あとから困りにくくなります。

また、届いた段ボールは、資源ゴミの日まで意外と場所をとります。玄関の近くや外まわりに、一時的に置ける場所があると、リビングの隅に段ボールが積み上がる、ということが減ります。

場面4:家事を分けやすい間取り

共働きの家では、「手が空いた人がやる」という分担になることも多いです。そのとき大事なのが、家族の誰でも、すぐに動ける間取りかどうかです。

物のありかが、誰にでも分かる

「洗剤のストックどこ?」「ゴミ袋は?」と聞かないと動けない家だと、家事はどうしても詳しい人に集まります。

ふたりで同時に動ける

ひとりが料理をしている間に、もうひとりが食器を出す、洗濯物をたたむ。こうした「同時に家事」ができると、夜の時間がぐっと短くなります。通路が狭くてすれ違えない、ひとつの場所にしか作業台がない、という間取りだと、どちらかが待つことになります。

家の中をぐるっと回れる間取りは、こうした同時の動きに向いていることがあります。向き・不向きは回遊動線の記事でくわしくまとめています。

洗濯と在宅ワークは、それぞれの記事で

共働きの家づくりでよく話題になる、ほかのテーマについても少しだけふれておきます。

図面で確かめたいチェックリスト

担当の人への伝え方

「共働きなので家事ラクに」だけだと、どこを楽にしたいのかが伝わりにくいことがあります。平日のタイムスケジュールをそのまま話すのがおすすめです。

中の人も、打ち合わせで平日の時間割を紙に書いて見せたことがあります。「この時間にここが混むんですね」と、担当の人のほうから配置の案を出してもらえて、話が早く進みました。

このチェック、AIにも見てもらえます。間取り図をアップするだけで、6つの観点で「得意技」と「ちょっと苦手なこと」が分かります。無料・登録不要。

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よくある質問

Q. 朝の洗面所の混雑を減らすには?

家族が同じ時間に使う場所を、少しずつ分けるのが近道です。洗面台のほかに手を洗える場所や鏡を用意する、着替えの場所を洗面所の外にする、トイレを2か所にするなどの方法があります。まずは朝、誰が何時にどこを使っているかを書き出してみてください。

Q. 宅配の置き場は、間取りを決める段階で考えたほうがいい?

考えておくと安心です。玄関まわりの広さや、雨にぬれない位置、道路からの見え方は、建物の形と関わります。あとから置こうとすると場所が足りないこともあるので、ネットで買い物をする回数を担当の人に伝えておくのがおすすめです。

Q. 家事の分担がしやすい間取りってある?

物のありかが、家族の誰にでも分かる間取りは分担しやすいです。たとえば、タオルや日用品のストックが使う場所のすぐ近くにある、ゴミの置き場が決まっている、などです。「どこにある?」と聞かなくて済むかで見てみてください。

まとめ

間取り図をアップするだけで、AIが6つの観点で診断します

マドリセカンドは、元施主の中の人が作った無料・登録不要のAI間取り診断です。間取り図(画像・PDF)をアップすると、家事ラク・片づけ・家族時間・ひとり時間・光と風・10年後の6つの観点で点数をつけて、あなたの家の「得意技」と「ちょっと苦手なこと」、間取りのアイデアを返します。

図面は診断のためだけに使い、保存しません。結果を見て、もっと聞いてみたくなったら、くわしい人に見てもらうこともできます。

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