水回りの方角
2階の水回りの方角はどう考える? 中心の取り方と、2階ならではの工夫
2026年10月28日 ・ マドリセカンドの中の人(元施主)
最近は、2階にトイレや洗面所、浴室を置く間取りも多くなりました。1階の水回りの方角は調べたけれど、2階はどう見ればいいのか分からない。そんな人に向けた記事です。
この記事では、2階の水回りの方角の考え方をまとめます。結論を先に言うと、基本は1階と同じく「家の中心から見た方位」で見ますが、中心をどの階の形で出すかで、方角が変わることがあります。まずは見方を決めて、そのうえで工夫を考えると整理しやすくなります。
2階の中心は、どこで出す?
家相では、部屋の方角を家の中心から見て考えます。2階建ての家では、1階の形で中心を出すことが多いとされます。家の土台になるのは1階の形だから、という考え方です。
一方で、2階の部屋は2階の形の真ん中から見る、という考え方もあります。1階と2階の形がほとんど同じ家なら、どちらで見てもあまり変わりません。ところが、2階が1階より小さい家や、1階にだけ張り出した部分がある家では、中心の位置がずれます。
| 見方 | 考え方 | 向いている家 |
|---|---|---|
| 1階の形で中心を出す | 家の土台の形を基準にする。家相では多い見方 | 1階と2階で形が大きくちがう家でも、基準を1つにしたいとき |
| その階の形で中心を出す | 階ごとに、その階の形の真ん中から見る | 階ごとの部屋の配置を、それぞれ確かめたいとき |
どちらを使うかは流派によってちがいます。家の中心の出し方は、家の中心の出し方の記事でくわしく書いています。このサイトの風水チェックは、その階の形の真ん中を目安にしています。
2階の水回りは、まず「どの中心で見るか」を決めることが出発点です。見方を決めずに調べると、同じトイレでも方角が変わって迷ってしまいます。
2階の水回りで気にされやすい位置
2階でも、気にされやすい位置の考え方は1階と同じです。
- 鬼門(北東)・裏鬼門(南西)の水回り
- 家の中心のまわりの水回り
- 正中線(家の中心を通る南北の線)や、鬼門と裏鬼門を結ぶ線の上の水回り
2階では、1階の中心で見るか、2階の形で見るかによって、トイレが鬼門に入ったり外れたりすることがあります。両方の見方で確かめてみて、どちらでも気になる位置にあるか、片方だけかを見ておくと、家族で話すときにも説明しやすくなります。
トイレ・浴室それぞれの方角の考え方は、トイレの方角の記事とお風呂の方角の記事にまとめています。
2階の水回りの、暮らしの面
家相とは別に、2階に水回りがあると、暮らしの面で話題になりやすいことがあります。方角の工夫と一緒に考えておくと、住んでからの過ごしやすさにつながります。
| 話題になりやすいこと | 考えたいこと |
|---|---|
| 水の音 | 真下の部屋に音が伝わりやすいことがある。下が寝室かリビングかを見ておく |
| 洗濯の動線 | 洗面所で洗って、どこで干すか。2階に干す場所があると運びやすい |
| 換気と湿気 | 窓がとれるか、換気扇の位置はどこか |
| 夏の暑さ | 2階は暑くなりやすい。西日が入る位置なら窓まわりの対策を |
方位で見ると、北の水回りは冷えやすく、西や南西は西日で暑くなりやすいと言われます。2階はもともと夏に暑くなりやすいので、西側の浴室や洗面所では、日差しをやわらげる工夫が合います。
間取りを変えずにできる工夫
2階の水回りの方角が気になっても、間取りを変えずにできることは1階と同じです。
- 照明を明るめにして、暗い印象をなくす
- 換気扇を回し、湿気やにおいをこもらせない
- こまめに掃除をして、物を置きすぎない
- タオルやマットを、その方位に合うとされる色にする(北東なら白・黄色、北なら暖かい色など)
- トイレは、ふたを閉めてドアも閉めておく人もいる
- 盛り塩や観葉植物を置く人もいる
2階のトイレは、夜に使うことが多い場所でもあります。足元を照らす照明などで明るさを足すと、暮らしの面でも使いやすくなります。
設計の段階でできる工夫
まだ間取りが決まっていないなら、設計の段階で相談できることもあります。
- 2階の水回りの位置を少しずらして、気になる方位から外れるか見てもらう
- 1階と2階の水回りを縦にそろえられるか聞く(配管がまとまりやすいと言われる)
- 真下の部屋への音の対策を相談する
- 窓をとって、光と風が入るようにする
2階の水回りを動かすと、寝室や子ども部屋の広さ、収納、廊下の長さが変わることがあります。家相のことと暮らしやすさの両方を並べて、どちらを大切にするかを家族で話し合ってください。どちらを選んでも、最後に決めるのはご本人とご家族です。
間取りを決める前に確かめたいこと
- 2階の部屋を、1階の中心で見るか2階の形で見るか決めた?
- 両方の見方で、2階の水回りがどの方位に入るか確かめた?
- 2階の水回りの真下に、どの部屋があるか見た?
- 2階の水回りに、窓や換気扇があるか図面で見た?
- 洗濯から干すまでの動線を、家族で確かめた?
- どこまで家相を気にするか、家族で話した?
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Q. 2階のトイレの方角は、1階と同じように考えていいですか?
基本の考え方は同じで、家の中心から見た方位で見ます。ちがうのは中心の取り方で、1階の形で中心を出す考え方と、2階の形で出す考え方があります。流派によってちがうので、どちらで見るかを決めてから確かめるのがおすすめです。
Q. 2階の水回りは、1階の水回りより気にしなくていいですか?
2階だから気にしなくていい、という決まりはありません。家相を気にする人の中には、2階も1階と同じように見る人もいます。どこまで気にするかは、ご家族で話し合って決めるのがよいでしょう。
Q. 2階に浴室を置くときに、暮らしの面で気をつけることは?
家相とは別に、水の音が下の階に伝わりやすい、洗濯物を運ぶ動線、換気のしかたなどが話題になります。設計の人に、音や換気の工夫を聞いておくと安心です。
まとめ
- 2階の水回りも、家の中心から見た方位で考える
- 中心を1階の形で出すか、その階の形で出すかは流派でちがう
- 見方によって方角が変わることがあるので、まず見方を決める
- 工夫の基本は、明るく・清潔に・換気よく
- 音・洗濯・暑さなど暮らしの面も合わせて、家族で決める
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図面は保存しません。家相・風水は流派によって言うことがちがうので、参考としてお使いください。
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